妊婦の栄養の次に来るものは
現在ビタミン更新シリーズ(?)ですが、今回と次回は前回記事の「」について深く掘り下げてみます
今回は 妊娠と葉酸接種について(妊婦の栄養)についてです。
前回も少し書きましたが、妊娠と葉酸については非常に関係が強いです。欠乏すると胎児に影響がある…とはありますが、一体どのようなタイミングで必要なのかについてはわからないと思います
そこで
『何故必要なのか?』
『いつから摂取したら良いのか?(キーエイジはいつなのか)』
について今回は書きます。
以前でも書かせていただきましたが、若者の栄養不良が非常に重要な問題となっております。
‘やせ’志向の方が増えてきており、BMI上では約21.5%がやせに分類されます。また、野菜不足が特に深刻なこともデータに表れています。
ちなみに葉酸(食事性葉酸)は名前の通り野菜の中に多く含まれています。
妊娠可能な時期の女性が低栄養状態になるとどのような状態を引き起こすのかと言いますと・・・
「切迫早産」
「妊娠貧血」
「低出生体重児」
とされています。
昔は『小さく生んで大きく育てる』と言われていましたが、こちらについては間違いだったという話も出てきております。
「生活習慣病胎児期発症起源説」という学説があります。
低栄養状態の母体から産まれる⇒
胎児が飢餓状態で産まれる⇒
飢餓状態を解決するために栄養をため込みやすい体質になる⇒
生活習慣病(高血圧,糖尿病,心血管疾患等)になりやすくなる
という説だそうです。
つまり、産まれてくる赤ちゃんのためにも女性はしっかりと栄養を摂取しておく必要があるのです。
ちなみにタイトルにもある‘葉酸’はどのような関わりがあるのか。
それは、摂取することにより神経管閉鎖障害の発生率を低下させることができるからです。
本来は生物学的な話が必要となるのですが、簡単に言うと神経管とは成長すると脳や脊髄といった神経になる発生過程での構造物の名称です。
この神経管がきちんと閉鎖されることで中枢神経が形成できるようになっていく訳なのですが、葉酸が不足すると閉鎖できずに様々な障害が起こることとなります。
神経管閉鎖障害には二分脊椎(増加傾向)や無脳症(減少傾向)等があります。二分脊椎は脊椎が分離してしまっており、そこから神経が出てきてしまっているのですが、この場合歩行障害、水頭症、痙攣、歩行障害等様々な症状が出現するようになります。
このような疾患の発生を防ぐためにも葉酸を摂取しておきたいわけですが、いつから摂取するのが良いのでしょうか?
そのためには‘妊娠確定’の時期を知る必要があります。
それでは‘妊娠確定’となる時期をその前後も含めて見てみましょう。
妊娠3週…着床=妊娠成立(‘胎齢’の始まり)
妊娠4週…神経管形成の開始
妊娠5週…月経の遅れ,妊娠反応,心拍開始(エコーでは確認できない)
妊娠6~7週…心拍がエコーで確認できるようになる=妊娠確定
妊娠8週…分娩予定日決定,妊娠届,母子健康手帳交付
上記のとおり‘妊娠確定’となるのは妊娠6~7週です。
つまり、神経管形成がその時期時には既に開始してしまっているため、妊娠に気付いてからでは手遅れなのです。
2002年より母子健康手帳にも葉酸摂取についての提言が為されるようになりましたが、交付されるのは妊娠8週ですので、これまた交付されたときには手遅れなのです。
このことからもわかるように、葉酸摂取は妊娠確定以前に始めておく必要があるのです。
厚生労働省では葉酸摂取の必要性を伝えると同時に、
・妊娠を計画している女性に完成手は、妊娠の1ヶ月以上前から妊娠三ヶ月までの間、葉酸をはじめその他のビタミンなどを多く含む栄養のバランスがとれた食事が必要である
・1日当たり0.4mgの葉酸摂取が必要であるが、これは野菜を350g程度摂ることが必要であるため、栄養補助食品による摂取も良いとされています(ただし1 mgは超えると摂り過ぎとされています)。
とは言え、岐阜医療科学大学 森仁美先生は妊孕性(にんようせい) (‘妊娠の可能性’)の獲得のためのキーエイジは思春期とおっしゃっています。
栄養素の必要を感じた時点で積極的に食事に意識を向けていきたいですね
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