ブックマーカーが選ぶ超イカしたモーション20選
<第9話>
①地方に撮影に行ったシャオシャオとユエンフォン。
「イーメイの片思いの相手を知ってるか?」と聞くユエンフォンだが、知ってても教えないシャオシャオだった。迷いつつも、民芸品のお店でカラフルで素朴なブレスレットをお土産に買うユエンフォン。
②トレジャー社。
チーフ(ウェン・ミン)に元旦那の借金取りがまた来て暴れる。今度はシャオホンが突き飛ばされて怪我をする。
食事中のイーチェンにイーメイから電話が入る。トレジャー社での借金取りの件を伝え、チーフの相談に乗って助けて欲しいと頼む。怪我人も出たと聞いて、モーションに電話するが、出ないので、あわてて病院へ駆けつける。
③周浦病院(いつもの病院…「お昼12時のシンデレラ」にも出てくる病院)
治療に来たシャオホンはそこで見合い相手のワンさん(ドクター)に再会し、喜ぶ。モーションを気に入ったドクターも来て、また会ってほしいと申し込むが、断るモーション。「つきそいとは聞いていたんだけど、あきらめられなくて」と言う男。
そんな様子を立ち聞きするイーチェン。
ひとりになったモーションに「見合いは付き添いか?」と確かめる。
モ「チーフに用だったんじゃ?」
イ「終わった」
モ「早いわね」
イ「極力無駄は省く」
イ「今後は無駄な時間は使うな」
モ「何のこと?」
イ「付き添いだ」
薬局に行くモーションにつきあうイーチェン。
廊下で急ぐ看護師のワゴンとぶつかりそうになり、あわてて抱き寄せる。
「恋人ならちゃんと気をつけて」と看護師。
イーチェンが差し出す手をつなぐモーション。しっかり手をつないで歩いていく。
友人のチーフのところに来たイーメイはその光景を見てしまう。
イーメイとすれ違うユエンフォン。落ち込むイーメイの隣に座る。彼の肩にもたれて泣くイーメイ。(チーフのところには行かないの?)
④トレジャー社に書類を持っていくイーチェン。チーフの問題を解決するため。打ち合わせが終わると、「モーションにここで待っていると伝言を」と頼む。「親しいの?」と驚かれる。
撮影スタジオにいると聞き、そこへ出向くイーチェン。写真を撮るモーションを眺めている。後でモデルから「イケメンがあなたを見てたわよ」と言われるモーション。
下に降りると、外で待つイーチェンがいた。
この前会った教授のところに一緒に行こうと誘われる。
⑤教授と将棋?を打つイーチェン。「客員教授にならないか?」と誘われる。
「遠距離恋愛をよく続けられたね。彼は一途な男だ。大事にしてやれ」と言われるモーション。
モーションは奥様を手伝うと台所でお茶の用意。
「同じ故郷ですってね?」と冝市の話も話題にのぼる。
突然のアメリカ行き、父親の自殺、3年は帰国してはいけないと言われ、帰りたくても帰れなかったことなどを思いだし、持っていたカップを割ってしまう。
教授の家からの帰りに同じようなティーカップを探すモーションたち。
割ったのと同じようなカップのセットと、モーションが好きだと言うカップのセットを買うイーチェン。「こっちは自宅で使う」と。まだ戸惑っているモーションとすっかり♡ラブモードでご機嫌なイーチェン。イーチェンの今の気持ちがまだ伝わってないよ~
イーチェンは事務所におやつの差し入れを持って行ったり、周りから怪訝がられるくらい機嫌がいい。妹のイーメイにも教授の家に招かれてモーションと行った話もしてしまう。
⑥駐車場で。イーメイが帰ろうと車に乗った時に、強引に乗り込もうとする男。(半年口説いてもなびかないので、強引に出たらしい)
そこへ助けに現れたのは、ユエンフォン。いつもイーメイの危機に現れる。
「僕の動機も不純だった」「気をひきたくて」と。
「お土産を渡しに来たんだ」と地方取材で買ったブレスレットを渡す。
モーション 前略、手塚先生。21世紀に間に合いました。
おいっ!! どうなってるんだ!?
また凄いソフトが現れたぞ!!
最近のPSVRの当たり率は異常。どれをプレイしても新しい体験が待っている。遊んでいる時間がいくらあっても足りないよ。
今回紹介する「PRETA」はちょっと前にYouTubeで存在を知ったソフトで、PVを見ると3人称視点のアクションRPGって感じ? 3人称のゲームはずっと応援してきたから、これは嬉しいリリースだね。
という事で、プレイから3時間の現時点での感想をまとめていくよ。いってみよ~
概要
購入先:北米ストア
ジャンル:アクションRPG
言語:日本語字幕対応
コントローラー:デュアルショック専用
視点:1人称視点&3人称視点
移動方式:自由移動&カクカク方向転換
VR絵画
ゲームを起動するとタイトルメニューが現れる。
現れるんだけど…
いきなり凄ぇな…
澱んだ空の下に広がる大地。朽ちた木に吊るされた死体から滴り落ちる血。そして焚き火にあたる謎の人影。
スクショを見るとスカスカの背景に思えるけど、VRで実際に見ると空間を活かした見事な映像になっている。これは”VR絵画”と言ってもいいだろうね。いつかこういう映像一発で芸術家達が身を立てる時代が来るかもしれない。新しい芸術の形だよ。
用意されているメニューは【ニューゲーム】【設定】【ニュース】【クレジット】の4つ。先ずは【設定】を確認してみる。すると…
よしっ!! 日本語に対応している!!
珍しいパターンだね。日本語に対応しているソフトを国内アカでプレイすると、自動的に言語設定が日本語になっているんだけど、「PRETA」ではプレイヤーが手動で切り替えないといけない。
因みに、VR絡みの設定項目も沢山あるね。この辺は後で書いていくよ。
(設定によっては酔いに対する警告が表れる事も)
様々な3人称視点
【ニューゲーム】を選んでゲームをスタートすると、主人公の選択画面に。キャラクターは重装備の屈強な男、鎖状の武器を振り回す美女、魔法使いの少女の3人から選択可能で、パラメーターに明確な違いがある。
(主人公選択画面。ゲーム開始後にも主人公の変更は可能)
うん、ここで驚くのは、このキャラクター達のグラフィックだね。フィギュアとして完成度が異常に高い。
リアル系のグラフィックなんだけど、表情や鎧のくすんだ感じもよく出来ているし、モーションもカッコいい。とてもインディーズのゲームとは思えない。
(近付いて撮影。デザインからして世界観はダークファンタジーだろうね)
初プレイはマーカスという髭面のオッサンを選択。防御力が高いからガンガン突っ込んで戦えそう。
そしていよいよ本編がスタート。暗い雪山に細い道が続いていて、主人公マーカスを後方から見下ろすような位置にカメラが設置されている。
すると昔のRPGのように人物の平面の絵が現れて、そこに台詞が表示される。どうやらステージの奥にいる人影がこちらに喋りかけているみたい。
(やっぱグラフィックは凄いな~。PS3ぐらいのレベルなのかな?)
主人公の操作は普通にスティックで行う。道を進んで声を掛けてきた女に喋り掛けると、視点が一人称に変化。これは「」
もあった演出だけど、映像のクオリティーが桁違いだからね。かなりインパクトのある映像になっているよ。
とここで、初となる戦闘がスタート。操作方法すらわからない状態での初戦は、テキトーにボタンを叩きまくってどうにかクリア。
(会話シーンは1人称視点に。グラフィックはかなりリアル)
(バトルに関しては後で詳しく書くよ。ガチなアクションです)
うん、一回目の戦闘を終えた後にVR絡みの設定を変えてみる事に。
先ずは警告が表れた”NONEVRカメラ”をONに。続けて、”カメラ”の設定をいじって視点の距離を色々試してみる。
するとこれが面白くてさ、カメラの距離が変わるだけで世界の見え方が全く違う。想像して欲しいんだけど、「」と「」と「」は、同じ3人称のVRゲームでも、全然違う体験でしょ?
しかも「PRETA」では3人称視点に加えて、1人称視点まで用意されている。これによって、一つのアクションゲームを4つの視点で遊ぶ事が可能になっている。これはとんでもない試みだよ。
(左上:3人称 右上:バック 左下:ショルダー 右下:1人称)
うん、しばらくカメラの設定を変えて戦闘を繰り返していたんだけど、映像的には左下のスクショのショルダーがベスト。主人公も敵もベストなサイズで、迫力もオリジナリティーもある。その一方で問題なのは、方向転換がカクカクで固定だから、戦闘で敵が後方に回った時にカメラの回転が追いつかない。
引きのカメラだと全体が把握出来るから戦闘が楽な反面、映像の迫力が落ちてしまう。
1人称視点は…、「」みたいな感じだね。悪くないけど、せっかくVRでは珍しい3人称視点が用意されているゲームだから、出来るだけそっちで遊びたい。
(これがお気に入りのショルダーという視点。「テセウス」の後方視点に近い)
(これが1人称視点。VRゲームでは普通だね)
という事で最初のストーリーミッションをクリア。クリア後には戦績に応じた報酬が貰えたりもするね。これは凄い完成度のゲームだ。
(クリア後には様々なレシピや素材が。TVのゲームみたい)
鬼難易度
最初のミッションを終えると、ゲームの拠点となる村へと移動。ここは強制的に3人称視点に切り替わる。
んで、この村の映像もマジで素晴らしい。「Moss」とグラフィックの雰囲気はだいぶ違うけど、クオリティー的には負けてない。これを作っているのはどんなメーカーなんだ?
(露天が立ち並ぶ夜の村。VRゲームもレベルが上がったな~)
(村人に話し掛けると1人称視点に変わる。「スカイリムVR」よりリアル?)
因みに、村に並んでいる露天では装備品の制作やスキルの強化が可能。ストーリーの進行具合によって徐々に使用出来る施設が増えていくシステムだね。
ただ、この強化要素は複雑な上に説明不足。日本語に対応していてもわからないんだから、英語だったらと考えるとゾッとする。
(強化要素を無理矢理分けてかさ増しをするのは最近のゲームの悪い癖)
一通り村を探索した後、新しいクエストにチャレンジ。クエストは村にあるリーダーボードから受諾する感じだね。
2番目のクエストは戦闘に関する操作を習うチュートリアルを兼ねたものなんだけど…
めっちゃ難易度高ぇ~(泣)
何コレ!? 2番目のクエストでこんなに難しいの?
戦闘はかなりガチなアクションゲームで、全方位からガンガン攻撃を仕掛けてくる複数の敵を一人で相手にしなければならない。
一応、1回の戦闘につき5回までのポーションの使用が許されていて、死亡後も復活アイテムを消費して一度だけ復活が可能。ただ、それらを使っても全然駄目。クリア自体が出来ない。
(とにかく難易度が高い。「ガングレイヴVR」より難しい)
ただね、アクションゲームとしてはスピーディーで面白いよ。必殺技が□△○に割り当てられていて直感的に繰り出せるし、覚醒モードで大暴れするのも気持ちいい。
結局問題なのは、カメラをショルダーにしてキャラを大きく表示させているから、敵を見失うという点に集約されている。「」や「」みたいに主人公の背中をカメラが自動追従してくれれば解決する問題なんだけど、酔い対策の観点から実装しなかったんだろうね。残念。
3人称という正攻法
あまりにもゲームが進まないもんだから、主人公を女に変更。ついでに、カメラをショルダーから3人称に変更。
すると…
イケる!! これなら戦える!!
うん、正直キャラを変えた意味は感じないね。やっぱり大きいのは視点の距離だわ。引きの視点だと「」をプレイしているようにスタイリッシュでスピーディーなバトルが可能。
ただ、どの道難易度は高いわ。R2で回避を使いまくって敵の攻撃を常に避けないとあっという間にライフが減る。
あと、カメラを引きにする事で映像の迫力はどうしても減ってしまうけど、暗いステージの中で光り輝くエフェクトが派手だから、まぁ十分インパクトのある映像になっているよ。
(敵の動きを読んで上手く必殺技を使う必要がある。忙しい)
(ただな~、本当はこの視点でプレイしたかった。迫力が全然違う)
うん、そんなこんなでスキルの強化も行いつつ、5番目のクエストまでをクリア。6番目は2回挑戦したけれど敗けてしまった。
現時点での感想まとめ
これまた超高クオリティー!!
ついに3人称VRアクションゲームの決定版が現れたって感じだね!!
日本語にも対応していてグラフィックも素晴らしい。アクションゲームとしてもRPGとしてもきちんと遊べる内容になっている。これは絶対にプレイするしかないよ。
とにかく、VRゲームの新たな可能性を切り開く意味で、主人公と共にカメラが動くという路線は誰かがトライしないといけないからね。「Moss」が無難な路線だったのに対し、インディーらしく攻めてきた「PRETA」は超好感触。
これも…星5になるだろうね。というか、もう現時点で星5にしてもいい。
うん、という事で、またまた超お薦めの一本です!! PSVR最高!!