世間では常識の防衛です。
夢って朝になると忘れてしまうことが多いのですが、久しぶりに朝まで覚えていた夢をみました。
それが嫌な夢。
主人が合鍵を使って家に入ってきた夢。
主人が出て行くときに鍵を返すようにいったんだけど応じずに、今でも持っているんです。
この先何があるかわからないから(こじれるとかあるかもしれないし)持っていてほしくなかったんですが。
今回この夢をみたので、鍵を変えようかと考えてます。
だって勝手にはいられたらいやだもの。
これから別居などを考えている方で、自分が今の家に残る場合は、必ず鍵を返却してもらった方がいいですよ。
事前にいうと、合鍵を作られてしまう可能性もあるので、できれば出て行く日に唐突に言い出すなどの工夫も必要かもしれません。
念には念を。
安心して暮らすための防衛策です。
防衛がいま一つブレイクできないたった一つの理由
2019年1月6日10:27に山羊座の新月です
新月となる山羊座の太陽と月に土星と冥王星も参加して、10ハウスで顔を合わせ、さらに部分日蝕にもなる、新年最初のスペシャルな新月。
地域によって異なりますが、晴れ間が出ていれば、09:30~10:10頃に部分食が見えるかもしれません。
ガタンと音を立てて、未来へと進む道筋が切り替わるような予感が彷彿とさせられます。
上昇宮は魚座にあり、引っ越し前夜のように、いるものといらないもの、未来に持ち越したいものと、終わらせておきたいものとを、しっかりと分けるようにうながしています。
ここへやって来た目的を思い出して、それぞれの道に還るとき。
ぼんやりしていると、あっという間に未来の方が、わたしたちの上を覆い尽くすかもしれません。
10天体のうち、5つの惑星が山羊座に、しかも定位置である10ハウスに集結するステリウムの新月です。
日食は、占星術では大きな社会的変化が起こる前触れを予兆させますが、特にそれを観測できる地域が影響を受けるでしょう。
日本では今回1月6日と年末12月26日、さらに2020年の6月21日と続いて起こります。
この2年間は大きな変容の時期となるでしょう。
山羊座生まれの今上陛下が5月にご退位されることで元号が変わり、2020年には東京オリンピックが控えています。
わたしたちが「課題先進国」から「課題解決先進国」へと舵を切るときがやってきたのでしょう。
勤勉で共感力の高い日本人が、未来に暗い思いばかりを馳せるのではなく、他国に率先して新しいモデルケースを創って見せていくときではないかと感じます。
2019年の春分図は天頂で土星と冥王星が重なることになりますが、これは混沌とした社会の中に新しい秩序が生み出されていく暗示。
それを牽引するのは民間や地方で、特に現在35歳以下の若い世代が新しい仕組みを創り出すための鍵を握っているでしょう。
それより上の世代は彼らの言うことを一蹴して潰してしまわないように、そのアイデアに耳を傾けて、実現に手を貸すことが重要かもしれません。
山羊座は縦型の組織や権力構造のようなものを象徴しますが、ここで冥王星と土星が重なることで、古いパワーシステムが崩壊していく予感があります。
トップダウン式からボトムアップへ。
2021年頃に木星と土星が水瓶座へ移行すると、古い組織は維持できなくなるかもしれません。
それがおのずと起こるのを待つのか、進んで取り入れていくのかによって、この2年間の快適さが変わるでしょう。
マジメに頑張ってきた人ほど、自分でも気づかぬうちに、たんさくの信念を作り出しています。
それは自身の実績による法則のようなもので、ある一定の結果を出すためには、このようなやり方をするのが良いと、いくつもの手法を持っているでしょう。
しかし、時にそれが「こうでなくてはいけない」という思いにつながって「こう」でないものを排斥したくなったり、「こう」なるように変えたくなったりするかもしれません。
また「こうに違いない」という思い込みで世界を眺めることは、自己防衛の手段ともいえます。
「こうであるはずだ」と決めて世界を見ると、わたしたちはそれ以上、世界の側から侵入されることがなくなるので、傷つかずに済むでしょう。
真面目な人が持っている、ある種の偏見の背後には、傷つきやすい自分を守る防衛心が隠されています。
思ってるよりも、世界はずっと進んでいて、誰かがもっと活躍していて、素晴らしい何かが次々とたくさん生み出されていて、人も変わり続けています。
しかし、そういった事実は、わたしたちに劣等感や否定感を抱かせる遠因となり、傷つけることになるでしょう。
自分が何も成していないという事実から身を守るために、わたしたちはレッテルを貼って、現実を直視することを避けます。
こういった山羊座の弊害から解放されるためには。対面にある蟹座を使いこなすことが必要です。
がっかりしている自分の声を聴き、焦っている緊張感をしっかりと感じ、世の流れから疎外されているような事実に打ちひしがれる。
蟹座については前回の満月の時に詳しく書いたのでそちらも参考にしてください。
傷つかないように門戸を閉ざすのではなく、しっかりと解放して感じきることが、これからの時代を乗り越えるコツとなるでしょう。
人類の寿命が著しく伸びつつあって、これまでの社会システムや、人生に対する計画そのものを早急に見直す必要に迫られています。
その一方でコンピューターの進化のおかげで、わたしたちは単純作業や肉体労働から解放されて、時間と能力をもっとクリエイティブなことに使うことができるようになりつつあるでしょう。
これまでの固定観念を改めて、もっと柔軟にさまざまな方法を生み出して、試していきたいときです。
わたしたちの思い描いた意図が未来を創るのだとしたら、今こそ新しい海に繰り出すチャンス。
錆びついた扉に黄金のオイルを流し込んで、新しい道を切り拓く2019年の始まりの新月です。