蒼ざめたキャスターのブルース
●風通し
この家の一番の特徴をあげろと言われたら「風通しの良さ」だ。
南北両方の窓を開け放ってば 爽やかな空気が常に通り過ぎてゆく、すべらかな風通しが良さ。
そのぶん、冬は覚悟がいるかもしれない。 気密性は無いに等しい。
———————
●Hさんの態度
HさんとはLINEで細く続いている。
相手から以前のような熱意は感じない。わたしが癌と知る前の熱量が100とすれば、1以下になった。
「ガンというだけで、いきなりブツっと相手を切るのも自分が人非人っぽくて罪悪感あるし」、…といったところかもしれない。
たとえば裏の扉を開けたいので大工さんに見積もりを依頼したところ、
「かんなで削る応急措置だけでも3万以上、戸を直すなら5万円からになる」と言われたことについて報告した。
ガンと知る前は「俺で良かったら直すよ」と言ってくれていた件だ。
なんというか…
「あ、そう、がんばってね」。
そういう反応。
癌の分際でブツっと切られなかっただけ、
相談に乗っていただけるだけマシというべきなのか?と屈辱的に思った。
他にも会話のなかで、たとえば夜道を一人で暗い夜道を歩いていたときなどは
「気を付けてなきゃだめだ」とか今すぐにでも自分が迎えに行こうかという勢いさえ感じた返事が
「はいはい、気を付けて」になった。
わたしは昔から「はいはい」という反応が大嫌いだ。
嫌いな言葉はもう一つある。
小学生のころ、近所に「一緒に遊んでいいー?」とか「公園行かない?」と言うと
「べつにー」と返すT橋さんという同級生の女の子がいた。
そのころから「べつにー」という言葉が大嫌いになった。
「別に」とか「ハイハイ」という返事は人を馬鹿にしていると思う。見下しも感じる。
Hさんとのやりとりも、これ以上屈辱的な反応が返ってくるようだったら、
色々相談できてありがたい相手だったけれど、切った方がいいのかもしれない。
ガンだからといって、そこまで卑屈になる必要はこれっぽっちもない。
相談できるから、他に相談できる人がわたしは一人もいないから、と言う理由で、
色々我慢してストレスをためるのはT(う●こ)に対して今も続いている。
良くない癖かもしれないが、他に本当に誰もいないので、仕方ない。
障害が呪わしい
その上、わたしは無知で生活の基本の方法を全く知らない。
—————–
●生活の基礎方法を知らない
たとえば、この蛇口、裏庭のものだが、雑巾をここで洗えたら助かるなと思っていた。
しかし蛇口が短くて乗り出さないとうまく洗えない。腰痛が悪化した。
そこで、何か方法はないかと考えた。
おそらく詳しい人なら、蛇腹の形状記憶できる延長コード?ホース?みたいなものをジョイントできるんだろう。
わたしはわからないので、ゴムホースを量り売りしてもらった。そして、ホースが外れないように金具で縛った。
こういう常識的なことが分からない。
わたしは一人で生きていく自信が無い。
———————-
●脚立
脚立は一回り小さなものじゃないと家の中に収納できないとわかった。ほんの数ミリだけど、入らない。
一回り小さいものに交換することにした。
送料負担で返品しようと思ったら、なんと送料が片道5000円超えだった。
脚立自体が7000円くらいのものなのに、往復の送料を負担したら一万円を超してしまう!
だったら自分で持っている方がマシだ。
コメントから言われたように(ありがとうございます)掃除機は大は小を兼ねません。
でも脚立は保管場所さえどうにかすれば大は小を兼ねると思います。
保管場所は物置にも入らず、おさまるところが無い。
アルミなので、最悪、裏口でビニールだけかけて雨ざらしになるかもしれません。
アルミだから大丈夫…だよね?
————————–
●体調
体調は悪い。
まずは睡眠障害。眠れない。
朝の6時まで掃除をしている。そのあと3時間くらい寝て、起きる。
引っ越ししてからずっとその調子だ。
そして次に食事。
引っ越しの前から食料を減らしているので、もうかれこれ3週間ぐらい適当な食事 だ。
外食が多く、食欲もお金もないため、1日1食。
昨日は久しぶりに歯医者さんに矯正の器具を取り替えに行けたので帰りにエルパンチョで食事。
——————————
●花鳥園のひと
花鳥園の人からいきなりLINEがあった。
もう相手から返事がないので体調が良くないのか私以外の人が見つかったのかと思っていた。
『01:03
夜分失礼します。
恐らく私の方で失礼な発言があったか、貴方が私に飽きられたかと察しますので、この辺でやり取りは終わらせて頂きたく。ご期待に添えず、本当に申し訳ございません。
どうぞ引っ越し先で良きことが起こる契機となりますことを祈っております。』
は?
何言ってんの?
こっちはお返事を返して、相手からは返事が無かったっきりだ。
それきり放置されてたのこっちだよ?
01:53ぎゅっちゅん
『でんでん無いでー(笑)
単純に家がカオスで毎日 掃除と荷ほどきに追われてるだけですよ?
あと役所関係の手続きとか郵便局とかの書き換えとか本当に事務的なことが面倒くさくて 毎日そんなことに追われています
花鳥園さんはどうもネガティブと言うかペシミスティックですねえ。
また鳥の画像でも送ってきてくれないかなぁと期待していたのですが。
でも続行はもし何がお考えがあるようでしたらお任せします』
何にも気づかないバカのふりして優しい言葉を返したが、内心「あー、うざい」と思った。
謝ることによって、私の方から進んでもっとかまってほしいんだろう。
プライドが高い人だと思った。
でもまあ、うつ病の苦しさはわたしも良くわかるから、かわいそうだと思った。わたしは本当に優しい。
——————-
●法的手続き
新しい土地の保険証が発行されたので、自立支援医療受給者証の手続きをする。
あとは障害者手帳さえ送ってきてくれたら福祉関係の手続きは終わる。
阿倍野区役所は役所と福祉関係が同じ建物の階違いだった。
ここは阿倍野区と違って役所の保険関係の仕事と障害者の福祉サービスが全く違う建物で離れているので一度で済まない。
——————-
●掃除状態
片付けは 少しずつやっています。
まだまだ一週間や2週間かけるつもりでゆっくりしています。それでもしんどいです。
腰痛と不眠症からくる体調不良です。
荷物が重くて持ち上がらないものが多いので持ち運べる軽い滑車を使ったり色々工夫しています。
———————
荷ほどきは、 すべての箱は一応を開けたものの、ほぼ取り掛かっていません。
では引っ越し後、一週間も何をやっていたのかと言うと法的手続きや雑用、新居の家具の手入れ、掃除です。
アンティークの家具は、 汚い。アンティークをこよなく愛する私にとっても日常使いには厳しい。
こんなものに日常品やましてや食器類を入れるなんて想像するだけで鳥肌が立つ。
ともかく、手、指先と綿棒の届く範囲は、
すべて水拭き、乾拭き、消毒。
舐めるように拭いていく。
それを何度も何度も繰り返す。
目の届かないところは鏡を使う。
鏡に映しても暗いところは懐中電灯を使い、 どんな小さな突起も見逃さず拭いていく。
表の装飾の彫刻なんてどうでもいい。
多少 埃が溜まっていても気にならない。
内部だ。
大切なのは内部の清潔さ。
上段がここまでやっと清潔になった。今夜中に下段をやる。
内部や裏を拭いていると、外国のアンティーク家具というのは本当に適当と言うか、大雑把に作られているなあとわかる。
日本のアンティーク家具のなんと精密なことよ。
拭いて拭いて、その後はサーキュレーターでひたすら家具に向かって換気。
二日間くらいはずっと家具に向かって換気。
ともかく器たる棚を全部清潔にする。
段ボールの中身を機械的にそこに一気に詰めていけばいいだけだから、 始まればそれほど時間は取らず片付くだろう。
もちろん並行して整理整頓もしている。
押入れの下段に入るものはキャスターつきの台にのせて出入りをスムーズにする。
暖房器具、今回使わなくなってしまったくそ高いエアコン。
そういったものは、がっつり舐めるように隅々
(できるだけ水平面だけではなく横の壁面や天井も)まで手で指で拭いた押入れに
さらに防虫防湿効果のあるシートをひく。
(このシートの成分は揮発性のピレステロイド系の防虫剤が含まれているので、いわゆるシックハウスを引き起こす。
もちろん体には良くないだろう。 なるべく締め切りにしておく)
あとからわかったが、ホウ酸系の防虫シートもあった。そちらにすべきだった。
まあ、6ヵ月の辛抱だ。半年たったら、揮発性のものは飛んで。ただのシートになる。
そのシートの上にさらにキャスターを入れて、その上に収容物を乗せる。
最終的に残っているのはあの天袋。ネズミの死骸があってもおかしくない。
わたしが掃除する前は、この家はそれくらい汚れていた。
あの天袋さえお掃除をすれば、この家で少なくとも水平の角度にあるもので私の手が触れないところは殆ど無くなる。
物置の一部と、土壁のサンぐらいになる。 障子のサン、窓のサッシ、 格子戸は すでに乾拭きしてあるが
隅っこなど90°のところは拭き方のエッジが少し甘いので、この先おいおいに綿棒で綺麗にしていこう。
手の届かない土壁のサンも最終的には全部拭く予定。
とにかく手指先の届くところ、いや綿棒の届くところの範囲は全部、全部だ。全部掃除する。
それが終わらないと、私物を収容していく気持ちになれない。
私は全く綺麗好きではない。
掃除なんて大嫌いだし汚れていたって気にならない。
しかしそれは自分の汚れだったからだ。
垢は他人の垢を愛さない。
前の住人の手垢ならともかく、空き家だった間に降り積もった得体の知れないなものたち。
それを綺麗にする!清潔にする!
見た目の綺麗さはそんなに気にならない。
とにかく実質を綺麗にしていく。
特に食品にかかわる関係は徹底的にだ!!!
———————
新居の空気の質について。
電磁波は特に高くないがいつも通りサーキュレーターには注意 。
とんでもなく高かったのが IH。
今日初めて使った。
正確な数値の出る電磁波測定器は、今沖縄の友達に貸してあるため測れない 。早く返してほしい。
手持ちのものは3段階表示される簡易的なもの。
赤のランプというのはめったに点くことはないが、 IH は電源を入れた途端、レベルは黄色~赤の中間をマークした。
写真にはうまく撮れなかったが赤が点滅している状態だった。
IH は生理的に本当に嫌いだ。使いたくない。
何よりも土鍋が使えない。 ホーローだって使えない。
新居のホルムアルデヒドと総揮発性有機物はびっくりするほど低い。
前のアパートではどんなに頑張って換気しても基準値にやっと行くぐらいだったが
今回の家屋は換気なんてしなく
も基準値の1/4以下。 ほぼゼロに近い時もある。
不衛生な引っ越しの段ボール 梱包材などがある状態でこの数値なら綺麗に片付いたら相当綺麗な空気になるだろう。
残念ながらチリやダニの死骸は肺がヒューヒューするくらいだから
あると思うがだいぶ改善した。
これも残念ながら放射線量はちょっと高い。
0.18から0.24マイクロシーベルト。
頑張っても 0.18マイクロシーベルトから下がらない。
大阪は今おおよそ大体0.16だから少し高め。
これはおそらく例の福島からのアンティーク家具が原因。
あれが来てから放射線量が一気に上がってしまった。 それでも掃除により0.24から0.18までは下がった。
私は風評被害や差別をしているのではありません。
数字と体調に出た事実を淡々と述べているだけです。
ーーーーーーーーー
初めての食事。
初めての IH 。
初めての座っての食事。
(今までは 1日一回の外食か、台所でゴミにまみれながらの立ち食いでした)
もう食材が傷んでしまって腐りかけているものもあった。腐った部分以外、食べられそうなところで作る。
これが最初の食事になる。
味噌汁椀はまだ見つけていないから(棚が 納得のところまで掃除できていないんだから、それどころではない)
たまたまあったカフェオレボウルで代用。
箸だけは新居で一番最初の食事の時に使い初めしようと決めていた新調の八角形。
紫檀と人工大理石のお箸。先端がかなり細くできていて 重心がかすかに後ろにあるため箸先が軽く食べやすい。
映っている右のベンチは2階、洋室に上げたかった、痛恨のフランスアンティーク。
これが狭くカーブした階段ゆえ2階に上げられなかったことで、私の計画は全て狂った。 配置の計画が台無しだ!!
クレーンでどうにかなると思っていた私が甘かった。
食事をしながら後ろにポータブルステレオを置いた。
ポータブルステレオもさっき出てきた。
音楽が私の生活に戻ってきた。
台所のフランスのアンティークの大きな棚が今夜中に清掃が終了したら
次はこの黒い棚だ。
この戦前のゆらゆらしたガラスの黒い棚だ。これも2階に上げる予定だった。
これも階段が狭すぎてカーブしているため、ベンチ同様上がらなかった。
私の家具計画は台無(略)
ーーーーーーーーー
大正部屋の欄干は、手ぼうきで掃いて、隙間に入ったゴミや木片を取り除く。 さらに乾拭き。
古いなりにもくすんだ感じが払拭されて不思議と手入れされてるオーラを発するようになる 。
アンティーク着物も一目でわかる。
「良いもの」それは人の視力レベルを越えた1ミクロンの糸の繊維のレベルで輝いていて、
すぐに「ああ、これは良いものである。 持ち主にも大切にされていた」と感じさせるオーラが出ているものだ。
「手入れ」 というのは清掃行為とともに、この物は手間をかけて大切にされてきましたよ、というオーラを指す言葉だと思う。
欄干も綺麗になった。
ちょうど月がのぼった。
——————-
時計について。
八角形にするかだるま型にするか、時計についてはまだ保留です。
わたしはだるまがいいと思っていましたが、
どれも納得のコメント欄(ありがとうございます!)
を見ているうちに八角形も魅力があるんだと開眼しました。
そして、悩んでいろんな角度の写真を撮りまくった挙句、
この家に選んでもらおうと思いました。
朝・昼・晩、どの時間帯の見え方も、八角形もだるまもそれぞれ、すべて見てみよう。
わたしの好みや風水はちょっと置いておいて、この家に一番似つかわしいものにしよう。
アマゾンの返品期間は一か月だし、数日様子を見てみようと思います。
コメントありがとうございます。今からお返事を書かせてもらいますね!
時計への投票がありがたいのは勿論のこと、
初めましてさんが来てくれたり、同じ亀有出身だったり、滅茶苦茶共感できる人だったり、わたしのブログの一節を
書いてくれてとても丁寧に読んでくれていることが分かる方やら、もう、もう、
どれも密度が高いコメントで、読者さんの知性を感じ、その重さを感じ、
わたしにとってはリアルの人よりも心の芯の支えになります。
ありがとうございます。
皆さん こんばんは!
毎日必ず一回はブログ更新しようと勢い込んでいたのに 書いていたら時間がたっちゃって
昨日の分をあげたら 今日の0:00だって!お陰で9/27は書いてないことに
なってしまった…。なんでそういうことになるかな…。 残念だなぁぁぁぁ。
今日は 翔さんに会えなかった(自分でDVDを観たりしないでTVで翔さんを見れることです)
ので 翔さんを好きになったきっかけをお話したいと思います。
私が初めて翔さんを認識したのは 娘が小2の時どうしても行きたいと言い出した
『ヤッターマン』でした。そこで初めて『believe』を聞いて翔さんのラップにも触れたんです。
でも そこで一目惚れした訳ではありません。(一目惚れしないタイプなんですよね)
娘が嵐を気にしだしたので お昼の『VS』とか『宿題くん』とか『ひみつの嵐ちゃん』とか
録ってあげて一緒に見ていました。(その現在高2の娘は翔さん→ニノ→相葉ちゃん→V6の
三宅くんと流れて 現在はPUSU君という歌い手さんのファンです)そうして観ているうちに
‟何でもできてモテモテなのは当然”の様に思っていた翔さんが ドジっ子でちょっと天然で
可愛らしい人だったってことが分かり…大好きになっていきました。
でもでも 一番翔さんに墜ちたのは国分太一さんがやっていた『少年俱楽部プレミアム』に
翔さんが出た時ですね!! Jr.になった理由からデビュー秘話 キャスターを
続けている思い…とか色々聞かせていただいて 本当にカッコ良いと思いました。
特に ヤラれたのはね…Jr.の時 学業を優先しないといけなかった自分が試験で
来なかった間にマイク持ってた所から後ろの方にやられても「それは当然だと思います
そうじゃなきゃいけないと思ってました」と言えるところ ドラマの出演をオファーされても
修学旅行とかぶっているから断ったこと なにはともかく人に何か言われるようなことを
しないこと(学校の成績が落ちる 仕事に遅刻する サボる等々…)自分で【やりたい
学業もおろそかにしない】と約束したのだから 絶対に大人たちにツッコまれるような事は
しないと心に決め 実践していたこと!! 『ピカ★ンチ』のチュウよりよっぽど
ツッパってるよね? 最初にそう思っても自分に甘くなって気を抜いちゃうときって
あると思うんですが 翔さん曰く「いま(その当時だから『ヤッターマン』期ですか)より
頑なだったと思う」(ごめんなさい💧正確じゃないけど そんなようなこと)仰ってまして…
私はなんて男気がある立派な人なんだろうと…本当に尊敬しました。
そして それは日々更新されていて 翔さんはずーーーーーと立派な方です。
私はこれからも翔さんを尊敬し 溺愛しながらついていきたい思っています。
良かった〜〜〜今日中にかけた!!