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モテがひた隠しにしているモーション

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モーション うれしいね、サッちゃん。

フランシス・ガヌーは、UFCデビュー後から5連勝を果たしている、現在UFCで最も勢いのあるヘビー級のニューカマーだ。

往年の黒人ヘビー級ボクサーを髣髴とさせる、均整の取れた肉体から繰り出される破壊力抜群のパンチが彼の最大の武器であり、今年1月には元UFCヘビー級王者だったアンドレイ・アルロフスキーを、右アッパーでダウンを奪い1RTKO勝利を納めている。

プロMMA経験は4年と浅いものの、未知なるポテンシャルを発揮し、破竹の勢いで世界最高峰のMMAリーグの階段を駆け上がっていったフランシス・ガヌー。UFCの頂点も目の前に見える位置まで辿り着いた。

その彼の前に立ち塞がるのは、PRIDEで活躍し、K-1、DREAM、ストライクフォースと、あらゆる格闘技団体のヘビー級のベルトを総なめにしてきたベテラン、アリスター・オーフレイム。

彼もまた、未だに巻いていないUFCのベルトを手中に納めるべく、究極のサバイバルマッチへと挑む。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

ラウンド開始早々、ゴング&ダッシュで上体を低く沈め、タックルを仕掛けるフェイントを見せつつも、そこから大きく左フックを放つアリスター。ガヌーはバックステップで回避する。

再び上体を沈め、今度は本命のタックルを仕掛けてゆくアリスター。

アリスターはK-1王者の肩書きがありながらも、グラウンド&パウンドやギロチンチョークにも定評がある。MMA経験の浅いガヌー相手に寝技の展開に持ち込めれば、戦況は優位に傾く。

だがガヌーは素早く脇を指してタックルに反応すると、ケージ際で体位を入れ替えて、左肩でアリスターを金網に押し付け、ストンピングで牽制しつつ、右手でアリスターの膝を防御する。

あくまでも冷静に、日頃の練習の成果を試合の中で発揮するガヌー。

ガヌーのナチュラルなパワーを前に、アリスターの戦術が早くも封じられ、ケージレスリングで身動きが取れない体勢が続く。

レフェリーのブレイクを誘い、再びスタンドに戻る両者。

ガヌーが軽く左を見せると、アリスターは反応して右フックを放つ。

アリスターはいつもと比較するとパンチが大振りで、モーションにも力みがあるように見える。

アリスターは昔から、劣勢に立たされた時に巨体に似合わぬメンタルの弱さを見せる傾向にある。

テイクダウンという術を初手で封じられてしまい、立ち姿や組んだ時に感じた、未知なる身体能力と才能を兼ね備えたカメルーンの大男を前にして、畏れを抱いていたのかもしれない。

アリスターの反応を見て、ガヌーはもう一度左ジャブを放つ。

アリスターは右を中途半端に出しつつ、本命の左フックを狙う。

だが、アリスターは右を放つ動作の際に、足が居着いてしまっていてバランスが悪く、フェイントとして機能するには難しいか・・・。

と、それを瞬時に見抜いたガヌーが、アリスターの本命の左フックに合わせ、大きく左アッパーを放つ!

まさに、驚天動地の一撃だった。

バダ・ハリ、エヴェルトン・テイシェイラ、グーカン・サキ、ピーター・アーツ。

かつて、圧倒的なパワーを武器に、彼らをKOで撃破し、K-1のリングを制覇したアリスター・オーフレイムが、自分とほぼ同じ体躯の大男の放つ左の大砲を喰らい、大の字で倒れ意識を失う。

その瞬間、これまで無名の存在だったカメルーンの戦士、フランシス・ガヌーの名前が、一躍世界の格闘技シーンを轟かせた。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

アリスター・オーフレイムというビッグネームを相手にも物怖じせず、冷静に相手の攻め手を封じ、誘いを入れた上で、最後は豪快な一発でアリスターを沈めてしまったフランシス・ガヌー。

経験が浅いながらも、その試合運びはまさに堂々としたものである。

天性のパンチ力と当て感を同時に兼ね備えている彼は、まさしくヘビー級のコナー・マクレガーと言っても過言ではないのかもしれない。

コナー同様に、立ち丈振る舞いや、メディア露出の際のファッションの着こなしからも、既にスターの風格が漂い始めている。

⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

強敵アリスターを1Rで葬り、メインイベント以上に格闘技ファンの話題を掻っ攫ってしまったガヌーは、来年1月に開催されるUFC220にて、ヘビー級タイトルマッチに挑戦する事が決定した。

現UFCヘビー級王者、スティぺ・ミオシッチもまた、ガヌー同様のKOパンチャーであり、リードジャブを主体に堅実な試合運びで相手を料理するテクニシャンだ。

単純にボクシングテクニックやMMAファイターとしてのトータルバランスの強さで比較したら、ミオシッチのほうが格段に上だ。

ガヌーは経験の浅さ故に、王者ミオシッチの手によって弱点が露呈され、丸裸にされてしまう可能性がある。

だが、ガヌーの予測不能なカウンターパンチの一撃は、全てを粉砕する可能性を秘めている。

 鉄のハートを持ったミオシッチに「揺らぎ」が生まれ、ガヌーがそこを突くことができるのならば・・・

技術のミオシッチか、力と才能のガヌーか。久々にヘビー級らしい話題を振りまくであろうスティぺ・ミオシッチとフランシス・ガヌーによるUFCヘビー級タイトルマッチは、両者の心理面という要素も見所になりそうだ。

関連記事🔜「2017年1月のMVP」

モーションについてみんなが誤解していること


モーション 関連ツイート

@Rurimaru_mmd
るり。様初めまして。
MONSTER(full)の動画観ました!
それでMONSTER(full)のモーションDLしたくて…(´・ω・`)
@mobumurabito 電撃の振り向きモーション中は両ガードなので、システム的にめくりに対して滅法強いですよ
溜めJCみたいに判定と持続が長い技はモロに影響受けますね
かといってきちんとめくろうとすれば普通に見えますので、主に投げ釣りとバクステ狩りがリターンの得やすい状況かと
アリトンのモーションとかスゲーフェチズム感じるものホント #メギド72

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