発動道を見つけたり
発動って実はツンデレじゃね?
進撃の巨人の最新刊となる24巻が発売されました!
23巻で描かれたライナー達の故郷であるマーレが24巻でも引き続きマーレの情勢が描かれました。
退屈な展開が続くかと思いきや、マーレの衝撃的な事実とライナーと同じく変わり果てたおっさんエレンがライナーと再開することになったり!
続きとなる25巻の展開が楽しみになる展開が繰り広げられました!
物語が一気に加速する助走的な内容が多かった進撃の巨人24巻の感想です!
幼い頃のライナーが最低過ぎる件
24巻では引き続きマーレの情勢がライナー視点で描かれていました。
これまでも何度かエレン達の島に攻め入った際の幼きライナー達は描かれていましたが、24巻では最も衝撃的な内容でした。
その衝撃を受けた内容というのが、エレン達との兵士生活を送っていた時は
皆に頼られる兄貴肌の頼れるリーダーという印象が強かったライナー
の意外すぎる事です。
その事実というのがライナーが幼い頃は落ちこぼれで最悪なヤツだったという事実。
幼いライナーが最低だったのが分かるのが、ライナー達の仲間の一人が島に付いて早々にユミルに食べられてしまった際の出来事。
作戦開始早々に幼いライナー達は4つしかない巨人の力を1つ失ってしまうという大失態を冒してしまったわけです。
マルセルが捕食された原因は、落ち込み注意散漫になっていたライナーを庇った為という予想外にしょうもない理由であることが明かされたのですが、最悪なのはそこではなく
自分を庇ったことでマルセルが死んだのに、その責任を負わない
という最低過ぎる行為。
引用:進撃の巨人24巻
マルセルというライナー達のリーダーを失ってしまったアニ、ベルトルト、ライナーはパニックになり
本来であればマルセルを食べた巨人(人物)を確保すべきなのに逃走
してしまうという失態を犯しました。
当然ですがこの失態の粛清は巨人の力を奪われること。
知識のある巨人の力を継承する方法は、知識のある巨人を野良巨人に食べさせることです。
つまり、ライナーは失態の粛清として死ぬことになるはずだったんです。
しかし、ライナーは死にたくありません。
命を救ってくれた友人がどうであれライナーは死にたくないんです。
その為、マルセルというリーダーを失い作戦中止を考えていたアニとベルトルトに対し
お前たちも同罪だぞ?
と、アニやベルトルトも粛清の対象になる可能性を示唆し強引に作戦を続行した結果、無理のある戦力での壁侵攻に繋がっていきます。
ライナーと言えば兵士時代は頼れる兄貴肌のリーダー。
正体が巨人であると明かされてからは、責任に耐えられず戦士と兵士という2つの自分を作り精神を保っていた危ない人。
そして、今となっては幼いころから自分の命が最優先の恩義も糞もない人物であるという性格が明らかになってしまったと言えます。
何が言いたいかって言うと巻が進むにつれてライナーの株が急落してるってこと…
(;^_^A アセアセ・・・
元々は人気があったキャラだと思うんだけど、今となっては…
ライナーに名誉挽回のチャンスを与えてあげて欲しいところです!
4年後のエレンとマーレ潜入の目的は?
24巻のラストでは、なんとライナー達の国であるマーレに
成長したエレンが負傷した姿で潜入している
という事実が明かされました。
エレンとライナーが4年ぶりの再会を果たすわけです。
引用:進撃の巨人24巻
エレンに至っては面影がなんとなぁ~く残っている程度。
正直言って言われなきゃ分からないし、最悪4年後のジャンだと言われれば納得してしまいそうです(笑)
4年後の老けたエレンが登場したのですが、このシーンで気になるのは、エレンが巨人の力を持ちながら
足と目が負傷した状態を維持できている
という事です。
これはエレンが巨人の力を制御できるようになっていることを示唆しているのは間違いありません。
巨人の力をコントロール出来ていなかった頃は
巨人の力で傷を治していたのではなく、巨人の力で勝手に傷が治っていた
というのが正しい状況だと思うので、傷を治さないという選択を出来るようになったのは大きな成長と言えるでしょう。
巨人の力という意味でどこまで使いこなせるようになっているのか?というのも1つの楽しみと言えそうです。
また、エレンと同様に巨人の力を得たアルミンはどこまで巨人の力を使いこなせているのか?
エレンが負傷した状態を維持できていることから、エレン達の今後の巨人の力の使い方が楽しみです。
そして、何より楽しみなのが
4年後のエレンとライナーが何をするのか?
というストレートな疑問です。
2人の立場が立場だけにお互いが協力するというのは考えにくいです。
ライナー達マーレ側は始祖の巨人の力を欲していますし、その力を持っているのはエレンであるのは間違いないのですから。
こうなってくると、そもそもエレンがライナーに会いに来た理由・マーレに潜入している理由は何なのかが気になります。
エレンが潜入していることをミカサやアルミンなど調査兵団はおそらく知っているのでこの潜入が作戦であるのは間違いないはず。
しかし、壁の人類にとっての切り札ともいえる始祖の巨人の力を持つエレンを最前線に送り出す理由はあるのか?
高過ぎるリスクに対してはリタ
ーンが少なすぎる作戦としか言いようがありません。
仮にライナーの兵士の精神を引きずり出すというのが目的であれば
尚更のこと、エレンではなく同期である104期メンバーを行かさせ
れば済む話。
いったい何の目的があったエレンを最前線どころか敵地にスパイとして送り込んだのか?
そして、ライナーと接触した狙いは何なのか?
4年後のライナーとエレンの再開が物語をどう動かすのか?
今後の展開が楽しみとしか言いようがなりません!
マーレの支配者は巨人の末裔・タイバー家!
マーレという国の支配者が遂に登場しました。
これまではエルディア人を劣悪な環境に管理していたりとマーレという国名通りマーレの人だと思っていたのですが
マーレを支配していたのはタイバー家というエルディア人の家系
であり、タイバー家は9つの巨人の力の内の1つである『戦鎚(せんつい)の巨人』を有している一族です。
引用:進撃の巨人24巻
彼らなりに考えは有ったようですが
同族であるエルディア人をマーレの好きにさせる
という選択をしたそう。
タイバー家の置かれていた状況が良く分からないので、何とも言えないところですが
今後の物語の展開を握るのはタイバー家であるのは間違いない
ので、今後のタイバー家の行動には期待したいところですね。
正直言うとマーレの真の支配者とかどうでもいいし、どちらかというと純粋に
戦鎚の巨人という攻撃力の高そうな巨人
がどんな形状をしているのかの方が楽しみです!
鎧の対になる巨人なんだろうけど、いったいどんな形状なのか?
ちなみにですが鎚というのは俗に言うところのハンマーです。
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こういう形状のを鎚という風に日本語では表現している模様。
鎚というだけあって、ハンマー持っているイメージがあるけど、さすがに巨人用のハンマーってイメージが出来ないんだよなぁ。
大きすぎる気がするし。
かといってハンマー状の巨人になるわけでもないだろうし…(笑)
戦鎚の巨人がどんな巨人なのか?
タイバー家が巨人の力を発動する日が楽しみな展開でした。
進撃の巨人24巻を読み終えた感想
マーレ編がイマイチ楽しめていないのですが、24巻のラストにて4年後のエレンが登場したので物語はエレン達の視点に戻ってくれそうです。
というか、エレン達の視点に戻ってほしい…
(; ̄ー ̄川 アセアセ
物語的には、マーレの真の支配者とか出されても感がハンパなかったのは事実。
結局のところエルディア人が優れているって話でいいのかな?
4年後編になってから方向性が良く分からないから早くエレン達の目的を出してほしい。
4年たった現在のエレン達、調査兵団がマーレを知り彼らに対してどのような関係を望むのか?
この辺を早く出してくれないとどう読めばいいのかよくわからないですから。
目的に関しては、25巻でエレンの口から明かされるのを待つ感じですかね。
4年後繋がりという事で、楽しみなのは4年後のミカサとリヴァイ兵長。
そして、コニーがどんな風に成長しているのか?
特に老けて貫禄の出たコニーが観れる日が楽しみです(笑)
まぁ巨人の力の影響で老化している?エレン程見た目に変わりはないと思いますけど。
それでも調査兵団のメンバーがどのように成長したのかが楽しみです。
あと楽しみなのは、なんといっても超大型の巨人に変身したアルミン…w
ちっこいアルミンが大きくなっちゃうなんて想像つかないし、巨人の顔とかめちゃくちゃ気になっています(笑)
なんだかんだで4年の時が流れているのは楽しみが増えまくっているので意外に楽しみなところが増えています。
早く視点をエレン達に戻してほしいと本気で思っている進撃の巨人24巻の感想でした!
それでわっ