打点がダメな理由ワースト6
中田JAPANのモントルー・バレーマスターズの第2戦はポーランドとの対戦でしたが、新鍋・小幡を外したことによりレセプションが崩壊して惨敗を喫しました。
1-3(15‐25、25‐19、21‐25、19‐25)
■日本代表・先発オーダー
今村 岩坂 黒後
石井 渡辺 関 L山岸
■日本代表・セットごとの出場選手
岩坂■■■ー
石井■■■■
鍋谷ーーー□
佐藤□■■■
黒後■ーーー
今村■■■■
渡辺■■■■
長内□■■■
芥川ーー□■
関 ■ーーー
■日本代表・主な個人得点数
長内14、今村13、石井11、渡辺9、芥川9、岩坂2、鍋谷2、黒後2
■戦評・感想
前日のベストメンバーとうって変わって控え及び新メンバーがぞくぞくと登場しましたが、相手は五輪などに出場していなくてもレベルの高い欧州の強豪国ですから、高さとパワーで一気に押し切られました(涙) 特に日本代表のアタッカーは背が低いですから、レセプションが崩れると悲しいくらい勝負になりません。レセプションが一番上手な新鍋と二番目に上手な小幡が先発メンバーから抜けた途端、攻め手が絞られて相手のブロックの餌食となりました。本来であれば国際経験が豊富な石井がレセプションの要になってほしいところでしたが、彼女はエリート意識こそ強いですが、どうもリーダーシップをがとれるキャラクターではなかったようです。そこでセッター佐藤とサイド長内の日立コンビが第1セット途中から出場し、それが功を奏して次第に持ち直したかに見えました。相手も同じようにレセプションが脆かったので、データを駆使してサーブで攻めたことも効果的でした。第2セットを獲って、第3セットも20‐16まで先行しました。ところがここで中田監督が油断したのか、ブロックの要である岩坂をベンチに下げてしまったのです。これでブロックのプレッシャーから解き放たれたポーランドは速攻を駆使し、再びサーブで崩してこちらのミスを誘いにきます。やはりセンターブロックが低いと駄目ですね。たとえ打数が少なくても岩坂は前衛にいるだけで価値があるということです。その後は最後まで相手のペースでなす術がありませんでしたし、中田さんも今さら新鍋を投入する気持ちもなかったようです。
個人別にみていくと、長内はレセプションをしながらも40%を超える決定率を残して終始安定していました。今村は黒後に次ぐ抜群のパワーこそありますが、二段トスを打ったり自分がレセプションした際は打点が低くて、ブロックに簡単につかまってしまいます。なぜ彼女が野本に代わって選考されたのか、未だに疑問です。ミドルの渡辺は初選出ながら非常に落ち着いたプレーぶりでしたので、今後の試合でも出場機会がありそうです。やはり昨年の世界選手権と変わらず、このチームは新鍋がコートにいないとまったく話にならないということです(涙) セッターは関にしても佐藤にしても外国人セッターに比べれば全然優秀なのですが、パスが返らず振り回されっぱなしでは高い技術を持っていてもどうにもなりません。背の低い日本人アタッカーを活かすためのワンフレームバレーは、レセプションが崩れるとすぐにずたずたになるということです。まあ次の試合からは中田さんも、新鍋と小幡を両方外すことだけはさすがに避けてくると思いますが(苦笑)
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