このマクレガー・・・あなただったら、どれを選びますか?
60年代後期マクレガー黒地
70年代初期USA肉厚ウール
志望していないのに、脂肪はつく。「マクレガーに相談だ。」
原題:Christopher Robin
2018/アメリカ 上映時間104分
監督:マーク・フォースター
製作:ブリガム・テイラー、クリスティン・バー
製作総指揮:レネ・ウルフ、ジェレミー・ジョーンズ
キャラクター創造:A・A・ミルン、E・H・シェパード
原案:グレッグ・ブルッカー、マーク・スティーブン・ジョンソン
脚本:アレックス・ロス・ペリー、トム・マッカーシー、アリソン・シュローダー
撮影:マティアス・クーニスバイゼル
美術:ジェニファー・ウィリアムズ
衣装:ジェニー・ビーバン
編集:マット・チェシー
音楽:ジェフ・ザネリ、ジョン・ブライオン
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、ブロンテ・カーマイケル、マーク・ゲイティス
声の出演:ジム・カミングス、ブラッド・ギャレット、トビー・ジョーンズ、ニック・モハメッド、ピーター・キャパルディ、ソフィー・オコネドー、サラ・シーン
パンフレット:★★★★(720円/「100エーカーの森とイギリスのロケ地」とかコラムが良いです)
(あらすじ)
かつて「100歳になっても、きみのことは絶対に忘れない」と約束を交わしてプーと別れた少年クリストファー・ロビン。月日が流れ大人になった彼は、愛する妻や娘とロンドンで暮らしながら、旅行カバン会社のウィンズロウ社で多忙な日々を送っていた。しかし、忙しすぎるゆえに家族との約束も守ることができず、思い悩んでいた彼の前に、かつての親友プーが現れ……。(以上、より)
予告編はこんな感じ↓
60点
最近、いろいろと遊び呆けたせいで、やらなくちゃいけない仕事が溜まってて、精神的に余裕がなくて。こんな時、などを観てストレス発散するならともかく、「大切な“何か”を忘れていませんか? ( ´_ゝ`)」みたいな説教臭い作品は絶対観たくない心境ということで、そんなムードがムンムンの本作を観る気はまったくなかったんですけれども。ちくしょう、愛聴しているラジオ番組の週刊映画時評コーナーの課題作品になったのでね、「付き合いだしな ┐(´ー`)┌ シカタナシ」とで観てきました。まぁ、いいんじゃないですかね。
4番スクリーン、そこそこ混んでいたような。
あらすじを驚くほど簡略化すると、旅行カバン屋の仕事が忙しくて妻子とあまり一緒に過ごせない中年紳士のクリストファー・ロビンがバタバタしていたら、ハチミツを使った儀式が偶然発動して、で眠っていた“くまのプーさん”が復活しまして。クリストファー・ロビンは、幼少期に一緒の時間を過ごしたと再会することで、「『何もしない』をすればいいんだ!Σ(°д° ) クワッ!」と開眼! 「安価な旅行カバンを作って、社員たちに有給休暇を与えれば売れる!m9`Д´) ビシッ」というプランを提案すると仕事関係は順風満帆状態に突入→有給休暇を取得→100エーカーの森で妻子&“くまのプーさん一座”と仲良く過ごしましてね。プーさんが軽いボケをかますと、クリストファー・ロビンが「プーのおばかさん (´∀`)」みたいなことを言って終わってたんじゃないかな。
で例えると、愚地独歩が「攻めないぜ」と開眼するような話でしたよ(眉唾な文章)。
「『何もしない』と言いつつ、結局、『何か』をしてるじゃん (゚⊿゚)」といった野暮なツッコミをする人はモテないゾ…なんてことは置いといて。ユアン・マクレガーというキャスティングは「クリストファー・ロビンが大人になったらこんな感じかもね (o^-‘)b 」ぐらいには思わされたし、演技も安定感があって良かったし、ぬいぐるみっぽさを追求した“CGで作られたプーさん一座”のクオリティは高かったし(とは言え、プーさんはもう少し鼻染が長い方が好み)、彼らのボケの数々も面白かった。クライマックス、クリストファー・ロビンが娘を抱きしめるシーンは少し泣いちゃったし、基本的には満足したんですが、しかし。
ただ、なんて言うんですかね、今の僕は仕事よりむしろ映画鑑賞にブログ、筋トレなどの趣味を最優先して生きているため、この手の「仕事に一生懸命すぎて疲れた父親の改心モノ」があまりハートに響かない…という社会人失格な文章。つーか、もっとちゃんと働かなくちゃなぁ… (ノω・、) ナニコノオチ それと、そもそも僕は“プーさん一座”のボケ倒す姿勢が好きなので、そこに的なニュアンスを混ぜられると、あまり好みじゃないかなぁ。とは言え、多くの人が普通に楽しめる映画だと思うのでね、気になる人は劇場に足を運ぶと良いザマス。おしまい。
デジタル盤のサントラ。もあります。
映画のスピンオフ絵本。小説版もとから出ております。
2011年に劇場で観たプーさん映画。僕の感想は。
「くまのプーさん」原作者とその息子を描いた作品。未見だけど、こっちの方が好みの予感。
2011年に買った全集。娘が大きくなったので、読んであげてます (´∀`=) ウフフ
マーク・フォスター監督作。僕の感想は。
お買い得なマクレガーはここで探そう!
原題:Peter Rabbit
2018/アメリカ 上映時間95分
監督・製作・原案・脚本:ウィル・グラック
製作:ザレー・ナルバンディアン
製作総指揮:ダグ・ベルグラッド、ジョディ・ヒルデブランド、キャサリン・ビショップ、スーザン・ボルソバー、エマ・トッピング、ロブ・ライバー、ジェイソン・ラスト、ジョナサン・フルジンスキ
キャラクター創造:ビアトリクス・ポター
原案・脚本:ロブ・ライバー
撮影:ピーター・メンジース・Jr.
美術:ロジャー・フォード
衣装:リジー・ガーディナー
編集:クリスチャン・ガザル、ジョナサン・タッピン
音楽:ドミニク・ルイス
音楽監修:ベンデ・クローリー
出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、サム・ニール
声の出演:ローズ・バーン、ドーナル・グリーソン、マーゴット・ロビー、エリザベス・デビッキ、デイジー・リドリー、フェイサル・バッジ、シーア、コリン・ムーディ、ジェームズ・コーデン
パンフレット:★★★★(720円/コンパクトながらしっかりした作りのパンフ)
(あらすじ)
たくさんの仲間に囲まれ、画家のビア(ローズ・バーン)という優しい親友もいるウサギのピーター(ジェームズ・コーデン)。ある日、ビアのお隣さんとして大都会のロンドンから潔癖症のマグレガー(ドーナル・グリーソン)が引っ越してくる。マグレガーの登場により、ピーターの幸せな生活は一変。動物たちを追い払いたいマグレガーとピーターの争いは日に日にエスカレートしていき、ビアをめぐる恋心も絡んで事態は大騒動に発展していく。(以上、より)
予告編はこんな感じ↓
50点
3月某日、という特典に惹かれたのと、「たまにはこういう映画で癒されるのも良いかな (´∀`=)」という優しい気持ちになったので(良い出来だったら妻子と2回目を観るのも良いし…なんてね)、ボンヤリと前売り券を買いまして。で、5月18日から公開されたものの、例によって他の作品を優先していたら、なかなか足を運べなくて、6月下旬、にて、鑑賞いたしました(その後、とをハシゴ)。「面白かったけど好きになれない… (`Δ´;) ウーン」って感じですかね。
はなかなか珍しい前売り特典ですな。
8番スクリーン、7割ぐらい埋まってました。人気あるんだなぁ。
“癒し系ホッコリ動物ムービー”かと思いきや、人vsウサギのアクション全開のコメディだったのでビックリした…なんて人は結構多いみたいであり、僕もその1人。鑑賞後にを読んでみれば、「好奇心旺盛なウサギのピーターがマクレガーさんの畑に忍び込んだら捕まりそうになって、這う這うの体で帰宅した」ってな調子の話でしてね。それをベースに、予想外にブラックなギャグと練られたアクションを加えて、「マクレガーとピーターの成長物語」にふっくら炊きあげましたという印象。最後は「マクレガーとピーターが和解→ビアに謝罪→みんな幸せに暮らしましたとさ」って感じで終わってて、笑えた上にジーンとする着地は、さすがはを撮ったウィル・グラック監督だなぁと。
ピーターたちがマクレガー邸に入り込んで荒らしたりする様子は、そこそこ愉快ながらも、いわゆる的な不穏さも漂っていて。一応、「マクレガー家の菜園はもともと動物たちのものだった」的なエクスキューズはありましたけど、勝手に住居侵入を繰り返すチンピラウサギどもには結構イラッとさせられるので、単身で彼らに立ち向かうマクレガーを応援しながら観てたというね(演じるドーナル・グリーソンが最高!)。気に入ったところを書くと、「電気ショックを受けた人間の吹っ飛び描写」は笑ったし(あれ、本人がやってるの?)、何よりも人間とウサギが繰り広げる“仁義なき戦い”は実に面白かったです (o^-‘)b ヨカッタ!
劇中のミュージカル動画↓ こういうのも楽しかったですよ。
だがしかし! 50点という評価なのは、飲み込めないところもまた多かったから。まず、原作者のビアトリクス・ポターを投影したキャラのビアが心底ムカつく。僕が一番嫌いなタイプの電波女であり、「愛護云々を主張するならテメェがウサギどもを世話しろよ ( ゚д゚)、ペッ」と。他人の家の菜園の扉を勝手に「開けておくわね」なんてやった時は、マクレガーに「テメェ、何やってんだ ( ゚д゚)シ☆))Д´) グェッ」とぶっ飛ばしてほしかったものの、ちくしょう、彼はビアが好きだから何も言わないんだよなぁ (・ε・) チェッ あんな保護者ヅラをしていたくせに、ピーターたちが人間並みの知能を持っていることは一切気付かずにマクレガーを責める場面のストレス充填度も凄まじいものがあり(ビアへの憎悪で熱病を発症するレベル)、最後の最後、ピーターがリモコン操作などができることを知って驚いてたけどさ、僕的には即座に舌を噛み切る→死をもってマクレガーに詫びてほしかったですな。つーか、「あそこまで人間的な考え方ができる“ウサギ with 森の愉快な仲間たち”なら、自ら文明を築いて〜」なんてツッコミは野暮だとしても、世界観のフィクションラインがグラグラな割に、マクレガーはそのグラグラを利用されて追い込まれるから、結構イライラするというか。それを許せるかどうかで、本作の好き嫌いが分かれるような気がします。
それと、ピーターがマクレガーにアレルギーのブラックベリーを投
げつけてを起こさせる場面、、僕はその行為自体を批判するつもりはないんです(「相手を殺すつもり」なら)。ただ、確実に“一線を越えた描写”ではあるから、「ここから本格的な“キル・ストラグル(殺し合い)“が始まるんだな!(*゚∀゚)=3 ムッハー」とドキドキしてみれば、その後、ビアごときの横やりでマクレガーの報復が中断→ぬるい着地になるから超ガッカリ。「止めに入ったビアを顔面パンチ or 爆殺して、ピーターの目の前で他のウサギどもの皮を剥ぐ」ぐらいのハードな“暴力の連鎖”が観たかった…って、子ども向け映画じゃなくなっちゃいますな ┐(´ー`)┌ アホカ
もっと、とことんやるのかと思ってましたよ(より)。
そんなワケで、面白かったけど、いろいろと納得できない映画でしたねぇ…(しみじみ)。とは言え、アクションシーンなどはよくできているし、笑えるシーンも多いので、&&レンタルが始まったら、チェックしてみると良いかもね (o^-‘)b
※ふと思い出した追記
すっかり書き忘れてたんですが、本編のエンドクレジット後に流れるについては、ごめんなさい、「みなさんとウサちゃんの愛が〜」みたいなメッセージも含めてかなり気持ち悪かったけど、それをよりは100万倍マシだった…ということはちゃんと書き残しておこうと思います。
原作の絵本。ピーターのお父さんがパイにされて食われてました (´∀`) ウマソー
デジタル盤のサントラを貼っておきますね。
ウィル・グラック監督作。僕の感想は。
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