ワイヤレスで映えるワ・タ・シ！

末期がん告知されて 433日

 

 

おはようございます。

 

しばらくブログをしっかり更新できずに

すみませんでした。

 

書こうと思えば書けましたが、

海外ドラマ『ウォーキング・テッド』

にハマってしまい、

観ることに没頭してしまいました

 

 

今朝、ふとブログを開くと、

フォロワー数が4,000を超えたことに

気付かされました。

ありがとうございます

 

 

そんなにも気にかけて

いただけていることに

改めて感動し、

こうして朝から

PCを開く原動力となりました。

 

コーヒー好きの僕。

朝食後、コーヒーもどきを飲みながら、

PCカチャカチャしてます。

 

 

 

 

今日で術後５日目になります。

ツイッターではちょこちょこ気軽に

つぶやいていますが、

実は、手術当日から、

当時の状況を簡単にメモに控えてはおります。

箇条書きですし、

痛みと戦っている時のものは

何を書いているかもよくわかりませんが

 

またどこかで、

当時の様子は記録に

残していこうと考えています。

どーせ家に帰っても暇なんで…

 

 

と言いますのも、

今回手術を受けるにあたって、

ある方のブログはすごく参考になり、

勇気をいただけました。

１日１日の経過を書いて下さり、

イメージも湧き、

気持ちの対策もできました

 

 

この、

僕のブログをご覧いただいている

何％でしょうか。

 

僕と同じ病気で、

胃全摘手術を迎える人は何％でしょうか。

 

 

きっと、限りなく少ない、

数パーセントだと思います。

当事者でなく、そのまわりのサポーター

の方を含めても、

数パーセントだと。

 

 

ただ、その方々に向けて、

僕の経験をお伝えすることは

使命の一つだと感じております。

 

最近、

リピートで聴き入ってる

ミスチルの歌詞を借りると、

『神様が僕らにくれた

　何かの切符みたいだ』

 

なぜか、こんな僕に

神様は生きる切符をくださった。

 

だから、それを無駄にしてはならないし、

まだ切符が届いていない人、

切符が届きたての人に、

先人として伝えれるべきことは

伝えていくべきだと考えてます。

 

 

とか、イキがって言うなら、

海外ドラマ見る前に

書けよ！！

ってね笑

 

 

 

今日、横のベッドの方が、

手術みたいです。

直接は聞いてません。

聞こえちゃうんですよね。

この個人情報だだ漏れの世界、

やっぱ好きくないな

 

そうなんです、

個室の空きが出ず、

今回は４人部屋に

閉じ込められています。

 

でも、

今も３人やし、

一番しんどかった時は２人だけやったし、

窓際にうつしてもらって景色いいし、

最強の耳栓と、急遽買った

ワイヤレスヘッドフォンを駆使して、

今のところストレスはないです

 

 

 

そ、

で、横の人の話ね。

 

どうやら大腸癌で、

１２月にも手術されたみたいです。

僕よりも１０歳くらい上の方かな。

 

先月手術したのに、

どうやら、ガンを取りきれていないことに

病理検査で気づき、

また７時間を超える手術だと。

 

←めっちゃ聞き耳たててるやん！

 

 

でね、

その方がしきりに言ってたことが、

 

術後の腰痛が

なんとかならないか

 

わかるわかるわかるわかる！！

 

 

ほんと、今回も腰痛というか、

背痛に悩まされた僕。

 

前回の腹腔鏡検査の後ですら、

それで寝れなかった。

 

そのときは１日でおさまったけど、

今回は３日…いや、今も若干残っている

 

 

どうやら若い人は特にそこに

悩まされるらしい。

 

 

何人かの先生や看護師に言って、

湿布を貼りなさい

と具体的に有効打をくれたのは一人だけ。

 

冷えるだけでも

気持ちよかった

 

 

そう、

違う手術でも、

違う病気でも、

こんな僕の経験が人を楽にさせる可能性は

あることを信じています。

 

 

また、その時を振り返り、

順番に書いていきますね。

 

 

 

今日は、

今の気持ちを書きます。

 

 

スッキリしてます

 

 

昨日、情けないですが、

号泣しました。病室で一人。

 

海外ドラマ観てちゃいますよ

 

 

 

 

昨日、

子供達が会いに来てくれたんです。

 

そして、その直前にちょうど、

お腹のドレーンが抜けたんです。

詳しい説明はここでは避けますが、

すごく楽になったんです。

 

 

感覚でいうと、

深呼吸が５割ぐらいしかできないのが、

９割できるようになったんです。

 

そして、背中を伸ばして

歩けるようになったんです。

 

 

 

 

子供たちと一緒に笑い、

 

病室に一人帰って、

 

深く深呼吸。

 

窓から見えるのは、

晴れ渡った空と

太陽の光。

 

 

 

 

やっと手術が終わりました。

 

やっと終わったと思いました。

 

 

 

しんどかったです。

辛かったです。

めちゃめちゃしんどかったです。

 

 

僕が言っているのはこの数日の

ことだけじゃないです。

 

 

 

2017年11月、

もう長くは生きれないと言われ、

人生が激変し、

悔しくて悔しくて。

 

 

何が正しいことなのか、

 

子供の頃のように

先生や、

親が教えてくれることもなく、

 

気がつけば、

笑いながら、

ただただ強がっていた自分が

いたことは今だから認める。

 

 

 

すみません。

 

 

辛かったです。

 

 

 

 

 

やっと終わった

 

 

いや、正確には

終わってないんですけどね

 

 

あ、今、思い出した！

その情けない一人泣きしてた時、

たまたまイヤフォンから流れた曲が、

 

大好きな

オワリはじまりという曲

かりゆし５８の名曲

 

昨年のツレとの忘年会で流した

VTRにも挿入歌として入れたくらい、

歌詞もメロディーにも惚れている。

 

 

 

オワリ

はじまり

 

僕の手術は終わった。

一旦、今見えるガンは体からなくなった。

僕はこうして生きている。

 

それはまた、はじまりを意味する。

 

 

 

話が行ったり来たりだが、

今、たった今、

先ほど話した横のベッドのご主人が、

手術室に向かった。

 

頑張ってほしい。

 

 

 

そう、ガンサバイバーが抱える

共通の不安。

 

再発。

 

これに怯える人生がはじまる。

 

 

 

正直、これからのことは

まだしっかり考えられていない。

 

仕事のこと、食生活、お金…

 

一家の主人として、

もっとしっかりしないと。

 

後手にならず、先手先手で、

家族を引っ張らないと。

 

 

ただ、急激なリセットすぎて、

急に物事が起きすぎて、

進みすぎて…

思考を停止している自分を

認めてしまっている。

 

 

手術が終わるまでは…

と考えることから逃げていた。

 

 

その手術が、

僕の中で昨日 終わった。

 

 

 

はじめないと。

 

 

焦る。焦る。あせる！！

 

 

死に向かって生きることより、

生に向かって生きることの方が

よっぽど大変で重圧がかかることに

気づきはじめた。

 

まさにウォーキングテッドwww

←観てない人はスルーでw

 

 

ただこうして書いていると、

一つのことに気づいた。

 

死に向かって生きること　　

　　　　　と

生に向かって生きること

 

一見、言葉にすると真逆、

逆方向を示しているように

感じるがそれは違う。

 

 

生の向こう側に

死がある

 

 

どちらに向かおうが、

生きることが決まっている以上、

ベクトルは一緒。

同じ方向。

 

そうか、別にあせることない。

これまで通り、生きたらいいんや

 

 

あ、レントゲン検査の時間！！！

 

 

今日はここまで！

 

締まり悪っ

 

 

ま、ええか