発動あれと、これと、てれと。

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発動は近代の夢を見るか？

こんにちは

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このブログは、自分の興味のおもむくまま、

主に次の4つについて書いています

夫とのこと、パートナーシップ

ワーママライフの日々

ホロスコープ

ダイエットや健康管理など

いつもいいねをありがとうございます

励みになっています

リブログ等、大歓迎です

今回は、受けたカウンセリングの

悪かった点について述べます。

①はこちら→

②はこちら→

③はこちら→

④はこちら→

⑤はこちら→

⑥はこちら→

⑦はこちら→

〜ここまでのおさらい〜

メンターさんに会う前に受けた

数々のカウンセリングの中で

良かった点を4つ述べました。

①夫と精神的に分離できた

②夫の良いところを思い出せた

③自分の気持ちを聞けるようになれた

④無理をしなくなった

要約すると、

夫のことを尊重できるようになり、

自分はどう感じているかを

意識することで、ギリギリまで

自分を追い込むクセを緩めて

いくことができたのでした。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

とは言っても、長年の習慣や

自分の性質があるので、

ちゃぶ台をひっくり返すように

今日から身も心も

180度変わりました

ってことはナイ。

ナイ。

ない。

……残念ながら、無いのです

「こんな自分」が本当の自分。

余裕がなくなるとすぐにイライラして、

思う通りにならないと怒り出して、

限界まで働こうとして、

まわりの期待に応えたくて、

すぐ寂しがって、

相手に迎合したがる。

これが自分。

どこまでいっても、こんな自分と

オサラバすることはできない。

ブログを読んだり、

カウンセリングを受けたり、

本を参考にしたとしても、

キラキラと語られる理想像に

自分がなれるわけではない

なのに、

理想を追求しがちな性質の私は、

カウンセリングを受けることで

「180度変われるのではないか」

という期待を抱いていたのです。

（それを“魔法”という表現であらわしてしました）

でも、カウンセリングの目的は

そこじゃない。

キラキラと輝いて、悩みなんて持たない

人間になることじゃない。

どこまでいっても

自分は変われない

ということを受け入れること。

自分は自分のままで、

オリジナルの心地よさを

追求していく

ということを理解すること。

カウンセリングの目的は、

本来の自分とのズレに気づく

ということではないかと思うのです

目の前の「問題」だと思うことを

解決しようとしたりするのは二の次。

だから、「自分とはどういう人間なのか」を

知らないと話にならない。

でも、夫に出ていかれたとき、

そんなことはつゆとも知らず、

「解決策」を求めてカウンセリングを

受けたのでした。

なので、今回取り上げる「悪かった点」は

カウンセリングが悪い、というより

私の受ける姿勢が悪かった、

という話です

悪かった点は次の4つ。

①期待通りじゃなかった

②否定された

③複数契約してしまった

④一般的な心のブロックがなかった

それでは、順番に見てみましょう。

【①期待通りじゃなかった】

カウンセリングを申し込んだとき、

私はこんな風に思ってました。

「自分の名前で看板出して

顔も晒して営業してるんだから、

きっと一流な人なんだろう」

心理学をひととおり修めているのは

もちろんのこと、

脳科学、精神医学、東洋医学、

エゴグラムなどの心理分析、

コミュニケーション論、運動生理学、

その他カウンセリングに必要な

ありとあらゆる学問を身につけて

実践している人たちだけが

カウンセラーと名乗っているのだと。

そう考えていたのです。

なぜなら、

この遍歴シリーズを書き出して

ようやく思い出したのですが、

実は……

今の仕事に就く前に4年間ほど

コーチングの仕事をしていたのです

（本当に今の今まで綺麗さっぱり忘れていた笑）

経験上、

人と一対一で話すというのは

想像以上に大変で、

何が大変かというと

「相手のことがわからない」。

私は特別に大学で学んでいたわけでもなく、

（概論ぐらいはやりましたけど）

会社では営業やら事務作業やら販売やら、

その他いろんなことをしながら

コーチングもおこなっていたので、

不勉強もいいところでした。

それでもやらなければならなかったので、

とにかく経験、経験で、

当時は相手の放つ言葉以外のことにも

相当気を配っていたものでした。

初回時なんて特に

開けっぴろげな人でなければ

自己開示なんてしないので、

相手のほんのわずかな仕草、

表情の変化、

瞳の揺らぎ、

唇の動かし方、

そういった身体（動作）特徴などから

本当は何を望んでるのか

探っていったものです。

慣れた頃には、対峙した瞬間に

だいたいの性格と抱いている感情、

求めてるものが

わかるようになってきて、

年間に新規で担当する数は百数十人と

そう多くはなかったですが、

それなりにファンもついてくれてました。

（延べだと月に60〜100人ぐらい担当）

私は会社の看板を借りていたので

なんとかやっていましたが、

自分を看板にするなんて

相当な自信と覚悟がなければ

やれない。

そうに違いない。

自信と覚悟は、言い換えれば経験と経歴だ。

でも実際には

どの方の経歴を見ても大学や院で

心理学や医学を修めた形跡がない。

何らかの公式な称号がなく、

「〇〇認定講師」

とか、そんなのばっかり。

そこに大きな不安を感じてました。

え、素人同然じゃん

それじゃ、ガムシャラでコーチングしてた

私と一緒……

経歴が申し込む決め手にならない。

でも、この分野は民間の方が

発達しているのかもしれない……

と、メディアに出ている人なら

大丈夫だろうと恐る恐る

申し込んだのです。

ところが、正直、拍子抜けでした。

カウンセリングを受けてる間、

頭によぎることといったら

「私だったらこうするのに」

「私だったらこう言うのに」

「私だったらこう反応するのに」

私だったら、私だったら、私だったら……。

頭の中では相手と立場が逆になっていて、

常に自分だったらどうするかしか

考えられなくなっていったのです。

それはなぜかというと、

いくつか原因があるのですが

1つは上述したように

カウンセラー�
�対する理想が

非常に高かったため。

自分の経験から、人と関わるためには

通り一遍なカウンセリングでは力不足で、

ありとあらゆる分野に精通する力が

必要ではないかと考えていました。

それ故に理想が高すぎて、相手に期待通りの

知識量や教養、コミュニケーション力や

洞察力がないとわかると

勝手にガッカリしてしまったのです。

次に、

私の心理的な状況が

カウンセラーに

伝わらなかったため。

カウンセリングに来る人は、次の

3タイプに大別できると思うんです。

①とにかく抱き止めてほしい人

②聞く耳を持ち始めた人

③背中を押してほしい人

これは3タイプの人に分かれるという

性格分析ではなく、

カウンセリングを受ける

タイミングでの分類。

最初は何が何だかよくわからないから、

とにかく自分のことを受け止めてほしい。

（→①）

落ち着いてくると、だんだん相手の話を

聞いてもいいかな、と思えてくる。

（→②）

気持ちが整理されてくると、

前を向いて次の段階に

進みたくなってくる。

（→③）

私は、非常に混乱して①の状態で

カウンセリングを受けにいったのですが、

あいにく人前で

取り乱すことが苦手な人間だったので、

傍目から見れば

恐ろしく真っ当な精神状態に

見えていたのではないかと。

①の状態だったのに、

②のタイプに向けてのカウンセリングを

施されてしまったのです。

そして、私も私で、この頃は

「180度変わりたい！

変われば問題は解決するはず！」

と考えていたので、

少しでも事態が好転すればと

どんなアドバイスでも

受け入れようとしていました。

その結果、何か違和感を覚えても

その感情にフタをして、

理性で対応しようとする。

私お得意の「ガマン」の発動です

これでは悩みは増えるだけだし

根本的な解決にはなりません。

じゃあ、専門的に学問として修めた

臨床心理士だったら良いんじゃないかと

足を運んでみたけれど、

さらに期待を下回る結果に愕然

このように感じていたため、

カウンセリング中は常に、

相手に合わせなきゃいけない

という意識で頭がいっぱいで

非常にストレスでした。

カウンセラーさんのレベルに

自分をチューニングして、

「このぐらいのレベルで会話すれば

相手も私の発言を違和感なく

受け入れてくれるかしら」

と常に頭がフル回転だったのです。

そのときの話はこちら

カウンセラーのことは絶対的だ

という認識で接してますから、

話を聞かなきゃ

と思ってる。

もしかしたら、

相性が悪いんじゃ、とか

聞くに値しないんじゃ、とか

プロフェッショナルじゃないんじゃ、とか

カウンセリングが下手なんじゃ、とか

そういう気持ちが頭をよぎったとしても

慌てて首を振って、払拭しようと努める。

でも、理性で感情を抑えてるわけですから、

時間が経てば経つほど

どんどん不満が膨らんでしまいます。

きっと、「合わない」って感じてる

私が悪いに違いない。

私がカウンセラーさんのレベルに

合わせなきゃ。

このカウンセラーさんの見てる世界は

このぐらいだから、

恐らくこうやって喋れば、

相手のプライドも保たれて

私もクライアントとして

妥当なレベルに落ち着くはずね

このチューニングは非常に神経を

使うので、カウンセリングに行くたびに

疲れてしまい、その上

自分を全く出せなくて困りました。

さらに不満が溜まってるので、

徐々に、ほんの些細なことであっても

相手に対する評価が下がっていく。

いつか、相手を批判して

コテンパンにやっつけそうで、

どんどん相手を見下していきそうな

自分がイヤで、

カウンセリングに行っても話すこともないし、

次第に足が遠のいていったのでした。

……さて、ここまでお読みいただいて、

もしかしたら、勘の良い読者の方は

お気づきになっているかもしれません。

そう、このカウンセラーと私の関係、

実は夫との関係と全く一緒

なのです。

それどころか、

母との関係だって

職場の人たちとの関係だって

私が対人関係で拗らす原因は

いつでもコレなんです

相手のことを理想化する

相手を絶対的だと思い込む

ほんのちょっとの欠点が許せない

そう感じる自分が間違っていると反省する

ガマンする

相手のことを許せなくなる

きゃ〜〜〜、怖〜い

学校の怪談ならぬ、

奈津子の怪談だわ

どうでもいい人に対してはテキトーにあしらえるんだけど、身近な人になればなるほど、

理想が高くなっていく

結果的には、こうした経験から

自分に合ったカウンセリングや

メンターさんが見つかったのだし、

良かった点も多かったので、

有難いことだと感謝しています。

でも、こうした

理想化しやすい

批判したがる（ジャッジしたがる）

こだわりが強い

自分の性質を否定されたように感じ、

カウンセリングを受けてる最中は

辛かったのも事実です。

ということで、次回は②以降について

お話しします。

ここまでお読みいただき、ありがとうございました。

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