ニノにくびったけ、こだわりサイト。
ニノはこんなイメージ
↑この黄色と青のブレスレット。
あっ。
ニノ マチ、ウツッテル?
元気ハツラツニノ
【 ATTENTION 】
以下は勝手な妄想夢物語です
ご留意ください!(参照)
Gimme gimme more!
Previous story:
──まだまだ終わらない夢を夢見てたいから
【side:S】28歳 十月
(なんかこの置き物……、ニノと智くんみたいだなぁ)
雅紀ん家のソファでくつろぎながら
なんとなく見ていた雑誌に載っている
子犬と子猫がくっついて寝てる置き物を見て、
自然と顔がほころんだ。
「そういやさぁ、ニノと智くんって付き合ってるわけじゃないんだって?」
特にやることがなくて手持無沙汰の俺は
夕飯の仕度をしている雅紀に声をかける。
「え? ……あー、うん。……みたいね」
「あれ? やっぱ知ってた?」
「ん~、……なんとなく?」
雅紀がチラッとこちらを振り返って
小さく微笑んだ。
「なんだよ、言ってよ~(笑)」
「はは」
雅紀はそれ以上なにも言わず
手元のフライパンに視線を戻した。
台所から美味しそうな匂いがする。
(あー、なんか腹減ってきた)
俺は雑誌を置いて
雅紀の背中に向かって話を続けた。
「仲良いし、結構長いことふたりで暮らしてんじゃん? 俺てっきりそういう関係なのかと思っててさ、こないだニノん家行ったときに聞いてビックリしたよ(笑)」
でもさ、ふたりのあの雰囲気見たら
誰だって勘違いすんだろ(笑)
「……ニノに聞いたの?」
雅紀がゆっくりと振り返る。
「え? ああ、うん。つかふたりに? ニノん家で飯食いながらそんな話になってさ。ニノにすげー笑われちった(笑)」
ニノに言われたことを思い出して
俺は照れ隠しに大袈裟に笑ってみせた。
……が、雅紀は笑わない……どころか、
顔を強ばらせてじっと俺を見つめている。
「……信じらんない」
「え? なん──」
「無神経すぎ! 前から思ってたけど、翔ちゃんってデリカシーないよね!?」
突然声を荒らげた雅紀に驚いて
俺は完全にフリーズする。
雅紀は一瞬「しまった」というような顔になったけれど、ギュッと唇を噛み締めて台所から飛び出した。
そのままトイレに駆け込み
バタンッ!とドアを閉める。
ひとり取り残された俺は呆然として
雅紀が走り去った方を眺めた。
「…………え?」
き、聞いちゃダメだったの!?
つかそんなに怒ること!?
いや、あの雅紀がこんだけ怒るんだ。
どうやら俺は、すげー失態を犯したらしい。
(なんか……、雅紀にこんな風にキレられるのって初めてだ……)
しかも訳を聞く暇もなく
トイレに立て篭もってしまうなんて……
俺はガックリと肩を落として項垂れた。
(てゆーかマジでショックなんですけど……。デリカシーないって……、マジかー……)
これでも職場や客先では
細かいところまで気がつくとか、
クライアントへのフォローが的確だとか、
ここぞというところをはずさないとか、
褒められることのほうが多いんだけど……
それにニノだって
俺の言葉に気分を害した様子はなかった。
ただものすごい勢いで笑い飛ばされて……
智くんもいつもの感じで笑ってた。
そう、……そうなんだよ!
聞いて!? 俺の言い分も聞いて!
それはほんの一週間前のこと──
仕事で都内まで出るから
智くんに《飯でもどう?》ってLINEして、
ちょうどニノもいるっつーから
俺は久々にふたりの家に遊びに行った。
まだ少し先の話だけど
俺は職場が変わることになって、
これを機に都内に引っ越そうと思ってて……
で! だ。
雅紀がこっちでの仕事が終わったら
一緒に住もうって約束してる俺は、
初めての男ふたり暮らしに向けて
少しっつ情報収集してたわけ。
智くんはニノと一緒に暮らしてもう3年超。
これは色々聞いておくしかねぇなと思って
俺は意気揚々とふたりの家に行ったんだけど、
いざ話を振ったらニノに笑い飛ばされた。
「翔くんさ、自分たちがそうだからって、なに勝手に勘違いしてんの?ww」
「えっ!? 付き合ってるんじゃねぇの!?」
「なわけないでしょwww」
事態が呑み込めず智くんを窺うと、
智くんはふにゃっと笑っただけだった。
「いまどき男同士でルームシェアなんて珍しくもないんだからさ、そんな気合い入れないで、不動産屋行けばいいじゃんw 普通にw」
(そっか……、確かに)
「つかさ、なんな
わけ? ノロケ? 幸せ自慢しに来たの? 今日ww」
「やっ、ちげーって!」
そのあとはもーニノに散々からかわれて
俺はすげー恥ずかしい思いをした。
そんな感じで、ただの笑い話……
つか、普通にただの失敗談だったんだけど……
そこでふと焦げ臭いことに気づく。
あっ!
雅紀、火ぃつけっぱじゃん!!!
俺は慌てて台所に駆け込んだ。
Following story: alright-03-2/7
ついにサンクチュアリにメスが……
そしてまーくんご立腹
明朝06時UP分につづく
今回のターンは全7話です
ニノ 関連ツイート
ニノちゃん笑笑 https://t.co/66k1KH8TGx
「だって上ハモ綺麗!」
「にこにこお顔が天才!」
「お手手ふりふりかわいすぎ!」
他と比べず自担ばっかり穴が空くほど見てる激甘絶対…