キャスター 帰ってくるあなたが、最高のプレゼント。

柚

「全てにおいて強い」

これは、西部ガスのトークショーのときに

司会をつとめた、大輔くんの大学の友人で、関大サッカー部のＯＢで

現在西部ガスの社員の方が、言った言葉です。

アスリートとして

大輔くんを語る上で、これ以上の言葉はないと私は思っています。

「全てにおいて強い」

この言葉は、大輔くんにおける全てのことを信じられる思いにさせます。

この言葉を、一番近くで見ていたご友人が言ったことがとても大きい。

現役復帰発表されて１週間がたちました。

たくさんのニュースが溢れ、その反響は大きく

各方面からのメッセージ、スケーターたちからのメッセージも多く、

メディアもたくさん取り上げています。

今週発売の週刊誌にも、見出しが出ているのも把握しました。

そして、大輔ファンに限らず、いろんなスケートファンの方たちの声も把握しています。

週刊誌は、見出し程度は見ていますが

今は、大輔くんが発する言葉のみを信じて、週刊誌関係はスルーしています。

フライデーや、週間女性にも出ているみたいですが・・・・・

そういうのはもういいかなと。

「自分のために」

この言葉ひとつで臨む大輔くんを応援したい。

ソチからの４年間を考える。

私は、大輔くんが決めたことならばそれでいいと

好きなことをやってほしいと、それがスケートでなくてもいいと、ずっと言ってきました。

私の目に映る場所であれば、それがリンクでなくても、陸でもかまわない。

大輔くんの表現できる場所がちゃんとあるならば、それでいいと思っています。

スケートから離れたい・・・・・という精神にまでなったことは辛かったけど

でも、ＮＹでの経験は、私は意味のあるものだったと思っています。

「逃げるため」の選択だったしても、それでいいじゃないかと。

ＮＹにいる間に一時帰国して出演された、お台場のトークイベントでは

大輔くん自身も、この先の何かが見えていたように思うし

多くのファンが出向えて嬉しそうだったし、どこかほっとしているようにも見えたし。

そして、ＬＯＴＦと氷艶があって、ＺＥＲＯがあって、五輪キャスターや、スケート中継のナビゲーターなど

ＴＶの仕事が増えて・・・・ＡＯＩや、いろんなショーがあって・・・・

めまぐるしい日々の中で、たくさんの経験を積まれた大輔くんが発した言葉が「カンパニー」だった。

それは、後輩スケーターたちへの受け皿をつくりたい・・・・

という思いだった。

そして、それは、スケートから離れないという思いでもあった。

いつの間にか「プロフィギュアスケーター」と自分を名乗るようになった。

ここまで４年かかった。

そして、このまま、プロとしてショーを重ねて

いつかは、自分のアイスショーやったり、本当にカンパニー作る方向に行くのだろうと

思ったいたら、なんと現役復帰。

こんなにも斜め上にいくとは・・・・・・でも、何だか大輔くんらしいなあ。

現役に「戻る」のではなく、「最高のパフォーマンスのために」進むための

現役復帰。だけど、やっぱり、一番は試合に対して「やりきりたい」のだと思います。

競技をやりきりたい。この思いが最終的に最高のパフォーマンスへと繋がる。

とことんやりきってほしい。エゴで全然かまわない。

好きなように自分の闘いをしてほしい。

大輔くんが闘うその姿は、後輩達の目にも映ることと思います。

そこから、また新しい道が始まっていく。

そして、大輔くんにとってもまた新しい道が始まっていくと思います。

その最初の入口が今季の現役復帰だと思います。

近畿ブロック大会がいい試合になることを祈っています。

ほんとうに強い方だと思うので

これから始まる壮絶な男子スケートの競技のなかに復帰しても

立ち続けていくことと思います。

私は、常に、大輔くんのその時その時の「表現」全てが

良かったと思っていますが

その中で、大輔くんが「もっともっといいパフォーマンスを」と

自分に対して思うようになったことが、とても嬉しいです。

今日のブームスポーツ

「怪我をして良かったと思う」って、西部ガスでのトークショーでも言っていた。

司会のお友達も同じことを言っていた。

アスリートの多くは、怪我をされるけど、怪我をすることで、見えるものがあるとしたならば

その彼らの精神の強さはすごいものだなあと感じます。

パティナージュの表紙。

改めてみると、大輔くん、最高に嬉しそうな、なんともいえない微笑でいます。

こんなに穏やかで、温かさがあふれる表情が、今の高橋大輔のスケーターとしての顔です。

これもいい顔をしている。

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読みたい方はどうぞ。

お母さまのインタビューもあり。

正直、母親にまで取材しなくてもいいのに・・・・って思ったら

さすがお母様。すばらしい返しをみせています。そこだけ読めばＯＫ。

高橋大輔は4年間のブランクを埋められるのか、

再挑戦を決めた本当の理由