脱稿これで元気になれちゃいます
※BL妄想小説です
閲覧にご注意くださいね
月の雫には、
今夜も会員が足を運んでくる。
俺はいつもと同じ場所に立って、
顧客を笑顔で迎えた。
「堤様、
いらっしゃいませ」
「梅雨時期らしく、
あいにく今夜も雨だね」
「ええ。
けど……いい夜です」
確かに連日続く雨は、
少々鬱陶しくもある。
だが、夜空を見上げて小さく
ため息を零す客にそう言うと、
はっとした表情を見せたあと
ニコリと微笑んでくれた。
「ああ、そうだね。
マネージャーのきみが
そう言うと、不思議と
そんな気がしてくるよ」
「それは光栄です」
客と短い会話を交わし、
ページボーイに案内を任せる。
その背を見送っている背後から、
『根こそぎ奪う』と言った大野の
言葉に嘘はなかった。
六日間はほぼ監禁状態で、ベッド
からもほとんど出られない日々を
強いられた。
そのせいで最後は食事も喉を
通らないほど二日間寝込み、
大野の馴染みの医者……そう、
相葉くんにわざわざ別荘まで出張
してもらうはめになったのだ。
『呆れた……。
ヤりすぎて寝込むなんて
聞いたことないからね、俺』
熱の理由が理由なので相葉くんには
かなり呆れられてしまい、さすがの
俺も小さくなった。
ブツブツと小言を並べる一方で、
どこか嬉しさを隠しきれない様子の
相葉くんを見てしまえば尚更だ。
色々―――。
本当にいろんな意味で、我儘を
口にすることは二度と止めようと
考えさせられた。
「……すみません」
どこまで松本さんは知っている
のか、詮索してくることはしない。
確認する勇気もないのだが、
おそらく聞いてみたところで
松本さんはのらりくらりと適当に
かわすだろう。
「ニノがいなくて
寂しかったし、大変だった。
やっぱり俺にはフロントは
もう出来ないなあって、
つくづく思い知ったから」
まるで子供のような言い方をする
松本さんに、微笑んだ。
「松本さん……」
「だからこれからも
しっかり頼んだからね」
「はい、もちろんです」
「あ、ほら。
お客さまが見えた」
この機会に改めて礼をしたかったの
だが、アプローチに車が止まったので
お預けになってしまった。
でもまあ、いい。
いまでなくとも、これからいくらでも
機会はあるのだから―――。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*
『今夜はもうあがっていいよ。
明日は有給でもいいから』
六月十七日。
二十四時を回って早々、今日は
俺の二十八歳の誕生日ということで
気遣ってくれたのか、松本さんに
急かされるまま、いい気分で家路を
急ぐ。
月の雫まで乗りつけてきた車は
途中でコインパーキングに預けた。
傘も差さず、小走りでマンションに
向かう途中、昔の出来事を脳裏に
蘇らせる。
大野に声をかけられて拾われた、
あの夜から今日でちょうど、まる
十一年だ。
あの夜も雨が降っていた。
家を出たばかりで浮かれていて、
わざと水たまりに入って飛沫を
跳ねさせ、くるりと回って踊った。
♪ワン・ツー・スリー♪
「♪アン・ドゥ・トロウ♪」
懐かしさにおかしくなり、
くるりとその場で回る。
見知らぬ男について行くなど無謀
以外の何物でもなかったが、
いまから思えば、あの時の自分は
好奇心のほうが勝っていたのだろう。
きっと、それまで出来なかった
ことをしてみたかったのだ。
「♪ワン・ツー・スリー♪」
歩道の上でまたくるりとターンした
時、視線に気がついた。
「……なによ。
声かけてくれたらいいのに」
ばつの悪さに、唇を尖らせる。
前方に目をやると、マンションの
前に停まっていたベンツが去って
いくところだった。
ルームミラーで見ているに違いない
若い運転手に頭を下げる。
「楽しそうに見えたからな」
大野が双眸を細くした。
明らかに面白がられているのが判る。
十七歳の頃の出来事を再現した
あげく、それを当事者に見られる
なんて―――これほどみっともない
ことがあるだろうか。
「俺のことは気にせず
好きなだけ踊ればいい」
さらには、これだ。
「悪趣味だね」
わざと舌打ちをした。
『おまえ、頭が弱いのか?』
雨の中、くるくると踊る俺を見て、
大野はそう言った。
いつもなら腹を立てていたであろう
一言も、その時は全く気にならず、
かえって高揚した。
自分はもう昨日までの自分じゃない。
これまでの自分は捨てたんだ、と。
「智に下心があるなんて
知らなかったから。
俺、ついて行ったんだよ」
大野がもしロマンティストで多弁な
質だとしたら「下心じゃなくて
恋心だ」もしくは、「一目惚れだ」
などと、甘い言葉を語ってくれたの
だろうか。
そんな起こりもしないことを頭の
隅でぼんやり考えながら意趣返しの
つもりでそう言うと、大野が真後ろに
聳え立つ豪奢なマンションを一度
仰ぎ見て、こちらへと視線を戻した。
「まだ踊るつもりなら見ているが。
そうじゃないなら一緒に帰るか?」
「――――」
過去と現在が交差する。
『だったらウチに来るか?』
全てはあの一言から始まった。
あの瞬間、
あの出逢いで、
俺の人生は大きく変わった。
そして、いまは「来るか?」が
「帰るか?」になった。
その事実に、自分の過ごしてきた
月日が無意味ではなかったのだと
実感出来る。
大野も同じように思ってくれて
いたら嬉しい。
大野の傍まで駆けて行き、
スーツの腕を取った。
「帰ろうっ。
……ってそれ、何?」
ぐいと腕を引き、大野を急かした
ところで、反対側の手にぶら下がって
いた紙袋にいまさらながらに気がつく。
「ケーキだ。
おまえの誕生日だろう、和也」
「お、覚えててくれたの?
まさか、ケーキも智が…?」
「これは櫻井からだ。
誕生日だってならケーキくらい
用意しろってあいつが持たせた」
「…………」
『二宮さんの誕生日という
ことでしたらケーキの一つでも
用意して帰るべきです。
きっと喜んでくれますから』
きっとそんなことを言ってくれた
であろう、櫻井さんが目に浮かぶ。
さすがは大野のことを十二年間
一番近くでずっと支えてきた、
若頭補佐だ。
そして、やはり大野は大野だ。
大野が自ら用意した甘さまでは
ないにしても、今日が何の日
なのか俺が何も言わずとも覚えて
くれていたのだ。
そしてそれを櫻井さんに話して
くれていた。
そんな智でいい。
そんな智がいい―――。
「ありがとう、智。
俺、すごく嬉しい」
素直に礼を伝え、
引いた腕に自分のを絡める。
「機嫌がいいな」
これには、大きく頷いた。
「俺の人生、
案外バラ色なのかもね」
差し引きゼロどころか、充分すぎる
くらい満ち足りた日々だ。
隣には大野がいて、
大事な人たちに囲まれ、
これ以上望むことはない。
「バラ色、か」
ふっと大野が笑む。
穏やかなその横顔を前にして、
たったこの程度でときめく自分の
手軽さに呆れる一方で愛しくも
なってくる。
しぶとく十七歳の頃の初恋を叶えた
のだから、胸を張ってもいいはずだ。
「いい月だね」
大野の腕に手を添えたまま、
夜空を仰ぎ見る。
雲の切れ間から覗く下弦の月は、
ずっとそうだったように今夜も
柔らかな光を放っていた。
紫紺の絨毯に嵌め込まれた青白い
原石のように美しく、無数の針の
ように落ちてくる雨は、まさに
月の雫。
誰しもが持っている、胸の奥深くに
ついた傷痕を優しく癒してくれる
ようだ。
「……ああ」
大野も同じように仰ぎ見て頷く。
幸せだな、と思った。
心底惚れた男に惚れられ、
寄り添える人生はまさしく
バラ色で、幸福に満ちている。
はたから見れば特異な生き方で、
っているのだとしても、自分
―――全部乗り越えてやる。
愛しい男の温もりを感じつつ、
夜空に浮かぶ月に誓った。
終
「魔王」、全69話で無事に
脱稿です。
ご愛読ありがとうございました
「あとがき」はまた明日にでも
綴ります
作品保護と自身の保護のためアメンバー
管理を随時行っています。
お手数ですが、お話を読んだあとはその都度
「いいね!」を残していただけるようお願い
します。
ご協力いただけないアメンバーさん、あまり
こちらに見えていないと私が感じたアメンバー
さんは、整理対象者となることをご了承ください。
話題の脱稿情報
※BL妄想小説です
閲覧にご注意くださいね
月の雫には、
今夜も会員が足を運んでくる。
俺はいつもと同じ場所に立って、
顧客を笑顔で迎えた。
「堤様、
いらっしゃいませ」
「梅雨時期らしく、
あいにく今夜も雨だね」
「ええ。
けど……いい夜です」
確かに連日続く雨は、
少々鬱陶しくもある。
だが、夜空を見上げて小さく
ため息を零す客にそう言うと、
はっとした表情を見せたあと
ニコリと微笑んでくれた。
「ああ、そうだね。
マネージャーのきみが
そう言うと、不思議と
そんな気がしてくるよ」
「それは光栄です」
客と短い会話を交わし、
ページボーイに案内を任せる。
その背を見送っている背後から、
『根こそぎ奪う』と言った大野の
言葉に嘘はなかった。
六日間はほぼ監禁状態で、ベッド
からもほとんど出られない日々を
強いられた。
そのせいで最後は食事も喉を
通らないほど二日間寝込み、
大野の馴染みの医者……そう、
相葉くんにわざわざ別荘まで出張
してもらうはめになったのだ。
『呆れた……。
ヤりすぎて寝込むなんて
聞いたことないからね、俺』
熱の理由が理由なので相葉くんには
かなり呆れられてしまい、さすがの
俺も小さくなった。
ブツブツと小言を並べる一方で、
どこか嬉しさを隠しきれない様子の
相葉くんを見てしまえば尚更だ。
色々―――。
本当にいろんな意味で、我儘を
口にすることは二度と止めようと
考えさせられた。
「……すみません」
どこまで松本さんは知っている
のか、詮索してくることはしない。
確認する勇気もないのだが、
おそらく聞いてみたところで
松本さんはのらりくらりと適当に
かわすだろう。
「ニノがいなくて
寂しかったし、大変だった。
やっぱり俺にはフロントは
もう出来ないなあって、
つくづく思い知ったから」
まるで子供のような言い方をする
松本さんに、微笑んだ。
「松本さん……」
「だからこれからも
しっかり頼んだからね」
「はい、もちろんです」
「あ、ほら。
お客さまが見えた」
この機会に改めて礼をしたかったの
だが、アプローチに車が止まったので
お預けになってしまった。
でもまあ、いい。
いまでなくとも、これからいくらでも
機会はあるのだから―――。
*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆*:..。o○☆゚・:,。*
『今夜はもうあがっていいよ。
明日は有給でもいいから』
六月十七日。
二十四時を回って早々、今日は
俺の二十八歳の誕生日ということで
気遣ってくれたのか、松本さんに
急かされるまま、いい気分で家路を
急ぐ。
月の雫まで乗りつけてきた車は
途中でコインパーキングに預けた。
傘も差さず、小走りでマンションに
向かう途中、昔の出来事を脳裏に
蘇らせる。
大野に声をかけられて拾われた、
あの夜から今日でちょうど、まる
十一年だ。
あの夜も雨が降っていた。
家を出たばかりで浮かれていて、
わざと水たまりに入って飛沫を
跳ねさせ、くるりと回って踊った。
♪ワン・ツー・スリー♪
「♪アン・ドゥ・トロウ♪」
懐かしさにおかしくなり、
くるりとその場で回る。
見知らぬ男について行くなど無謀
以外の何物でもなかったが、
いまから思えば、あの時の自分は
好奇心のほうが勝っていたのだろう。
きっと、それまで出来なかった
ことをしてみたかったのだ。
「♪ワン・ツー・スリー♪」
歩道の上でまたくるりとターンした
時、視線に気がついた。
「……なによ。
声かけてくれたらいいのに」
ばつの悪さに、唇を尖らせる。
前方に目をやると、マンションの
前に停まっていたベンツが去って
いくところだった。
ルームミラーで見ているに違いない
若い運転手に頭を下げる。
「楽しそうに見えたからな」
大野が双眸を細くした。
明らかに面白がられているのが判る。
十七歳の頃の出来事を再現した
あげく、それを当事者に見られる
なんて―――これほどみっともない
ことがあるだろうか。
「俺のことは気にせず
好きなだけ踊ればいい」
さらには、これだ。
「悪趣味だね」
わざと舌打ちをした。
『おまえ、頭が弱いのか?』
雨の中、くるくると踊る俺を見て、
大野はそう言った。
いつもなら腹を立てていたであろう
一言も、その時は全く気にならず、
かえって高揚した。
自分はもう昨日までの自分じゃない。
これまでの自分は捨てたんだ、と。
「智に下心があるなんて
知らなかったから。
俺、ついて行ったんだよ」
大野がもしロマンティストで多弁な
質だとしたら「下心じゃなくて
恋心だ」もしくは、「一目惚れだ」
などと、甘い言葉を語ってくれたの
だろうか。
そんな起こりもしないことを頭の
隅でぼんやり考えながら意趣返しの
つもりでそう言うと、大野が真後ろに
聳え立つ豪奢なマンションを一度
仰ぎ見て、こちらへと視線を戻した。
「まだ踊るつもりなら見ているが。
そうじゃないなら一緒に帰るか?」
「――――」
過去と現在が交差する。
『だったらウチに来るか?』
全てはあの一言から始まった。
あの瞬間、
あの出逢いで、
俺の人生は大きく変わった。
そして、いまは「来るか?」が
「帰るか?」になった。
その事実に、自分の過ごしてきた
月日が無意味ではなかったのだと
実感出来る。
大野も同じように思ってくれて
いたら嬉しい。
大野の傍まで駆けて行き、
スーツの腕を取った。
「帰ろうっ。
……ってそれ、何?」
ぐいと腕を引き、大野を急かした
ところで、反対側の手にぶら下がって
いた紙袋にいまさらながらに気がつく。
「ケーキだ。
おまえの誕生日だろう、和也」
「お、覚えててくれたの?
まさか、ケーキも智が…?」
「これは櫻井からだ。
誕生日だってならケーキくらい
用意しろってあいつが持たせた」
「…………」
『二宮さんの誕生日という
ことでしたらケーキの一つでも
用意して帰るべきです。
きっと喜んでくれますから』
きっとそんなことを言ってくれた
であろう、櫻井さんが目に浮かぶ。
さすがは大野のことを十二年間
一番近くでずっと支えてきた、
若頭補佐だ。
そして、やはり大野は大野だ。
大野が自ら用意した甘さまでは
ないにしても、今日が何の日
なのか俺が何も言わずとも覚えて
くれていたのだ。
そしてそれを櫻井さんに話して
くれていた。
そんな智でいい。
そんな智がいい―――。
「ありがとう、智。
俺、すごく嬉しい」
素直に礼を伝え、
引いた腕に自分のを絡める。
「機嫌がいいな」
これには、大きく頷いた。
「俺の人生、
案外バラ色なのかもね」
差し引きゼロどころか、充分すぎる
くらい満ち足りた日々だ。
隣には大野がいて、
大事な人たちに囲まれ、
これ以上望むことはない。
「バラ色、か」
ふっと大野が笑む。
穏やかなその横顔を前にして、
たったこの程度でときめく自分の
手軽さに呆れる一方で愛しくも
なってくる。
しぶとく十七歳の頃の初恋を叶えた
のだから、胸を張ってもいいはずだ。
「いい月だね」
大野の腕に手を添えたまま、
夜空を仰ぎ見る。
雲の切れ間から覗く下弦の月は、
ずっとそうだったように今夜も
柔らかな光を放っていた。
紫紺の絨毯に嵌め込まれた青白い
原石のように美しく、無数の針の
ように落ちてくる雨は、まさに
月の雫。
誰しもが持っている、胸の奥深くに
ついた傷痕を優しく癒してくれる
ようだ。
「……ああ」
大野も同じように仰ぎ見て頷く。
幸せだな、と思った。
心底惚れた男に惚れられ、
寄り添える人生はまさしく
バラ色で、幸福に満ちている。
はたから見れば特異な生き方で、
っているのだとしても、自分
―――全部乗り越えてやる。
愛しい男の温もりを感じつつ、
夜空に浮かぶ月に誓った。
終
「魔王」、全69話で無事に
脱稿です。
ご愛読ありがとうございました
「あとがき」はまた明日にでも
綴ります
作品保護と自身の保護のためアメンバー
管理を随時行っています。
お手数ですが、お話を読んだあとはその都度
「いいね!」を残していただけるようお願い
します。
ご協力いただけないアメンバーさん、あまり
こちらに見えていないと私が感じたアメンバー
さんは、整理対象者となることをご了承ください。
独学で極める脱稿
こんばんは。
下書き保存のままになっていた
blog記事をたくさん発見して、
驚愕しています。。。
笑、
脱稿しますね
ーーーーーーーーーーーーーーー
こんにちは
上村あかりです。
クライアントさんが、
売り切れ前最後の2個だったという
人気の豆大福を買って来てくださいました
『菓匠 米屋(よねや)』
明治43年創業の和菓子屋さん🍡
ふわふわ、もちもち、コリコリ食感で
美味しかったです😋
先日カフェでのセッションで、
クライアントさんから
こんなことを言われました。
(どうして、私のコーチングの
体験セッションにきてくださったか
というお話で・・・)
『上村さんは、なんでも
恵まれているように見えるのに、
自分(クライアントさん自身)が思ってたこと、
考えてたことが、
そのままブログに書かれてて(笑)
それで興味をもったのもあるんです。
何不自由なく見えたのに
こういう感情があるんだ、って。
それで不思議で。
きれいで、つねに前向きで・・
と思ったら、あれ違う(笑)
というのがあって。』
そうなんです。笑
自分がきらいだったり・・
人生が憂鬱だったり・・
変われない自分に嫌気がさしていたり・・
頑張ることに疲れたり・・
たくさんたくさん、ネガティブな感情や
思考に苛まれてきました。
はたから見たら、
「そんなふうに思うことないのに!」
とか、
「全然そんなことないのに!」
と、言われるようなことでも。
自分の内側の問題なんですよね。
人からどう言われても、
自分が自分に納得できていなかったり
自分の内側は、人には見せられない
と思っていたり。
のちに心理学の本(訳書)を読んでいたら
この感覚が「詐欺師のような感覚」と表現されていて
なんと “言い得て妙” ・・・!と思いました!笑
自分は自分のことを
そんなに良い人間じゃないと思っているのに、
周りがよい評価をしてくれると
”詐欺師のような気分” になるものです。
だから、頑張っても、
自分をどんなに磨いても高めても、
その先に幸せはないとわかったし
キリがないと感じて苦しかったです。
で、そこから抜け出せてみて
わかったことは、
頑張りが足りていないわけでも
考えが足りていないわけでも
全然ない。
ということです。
そこから抜け出せないのは。
ただただ、
考える方向性が違った
だけの話だったのです。
どれだけ読んでも変われなかった」
大人になった今、いつからでも、変われるんです。
『自分そのものは変わっていないはずなのに、
内面が変わったら、こんなに現実が変わるんだ!!
って思いました!!』
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上村あかり
上村あかりLINE@
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steady. 7月号
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