キィー付けないで気をつけてね! Fascinate協会
※少し、生々しい話も入ってきますので、気にされる方は読むのをお控えください
前回までの経緯
血液検査から帰された後、どのように結果がわかるのか自分で調べていたら
どうやら私が血液検査を受けたLife Labのポータルサイトから結果が確認できるらしい…
ということがわかりました。
そこで、ポータルサイトで登録してみると、これでもか!という位たくさんのセキュリティ(質問など)を設定した後、データへアクセスするためのパスワードは郵便で自宅に届く🏠と表示が出ました
検査結果ってセンシティブなデータだからか、セキュリティガードがしっかりしてます
そんなこんなでパスワードを待っていたある日…
トイレへ行くと、ほんの少量の出血が…
これまでの2回の妊娠で出血したことが一度も無かったのでとても嫌な予感がしたのですが、ネットで検索したところ、少量且つ茶色であれば、あまり気にしなくても良いと記載があったので、様子を見ることにしました。
2日後の朝、それまで茶色だった出血に鮮血が混ざっている…
これはまずい…
そう思った私は、朝一で近所のWall-in クリニックへ駆け込みました。
ドクターは、
「妊娠中の出血はよくあることだから、気にしなくていい」
とそっけない対応で、それよりもまだマタニティクリニック行ってないなら、どこかのマタニティクリニックから連絡入れるようにするから、ということでした。
そこから更に3日…
出血が徐々に少量から増えていって、最初は茶色に鮮血が混じっていたのが、明らかに鮮血になって来ました。
ただわずかな腹痛はあるものの、激しい腹痛は無いし、出血も大量と呼ぶレベルではなかったので、ネットで調べまくって自分では前置胎盤か、絨毛膜下血腫か…と思っていました。
ただ、この時点でよくある出血ではないという確信を持ったので、あと1日待てば血液検査の結果が来るはずだから、それを持って朝一でクリニックへ行こうと決心しました。
そしてちょうどその日が私の体調不良MAXの日でした。限界を感じた私は旦那さんに、晩ご飯前に早めに帰ってきてもらうよう連絡しました📱
体調が悪すぎてご飯を作る気力体力も無かったため、前に作って冷凍しておいたシチューを解凍し、夕飯の準備は完了
あいにくその日は娘のバイオリンレッスンの日だったため、悪い体調をおして私は子ども2人を連れて近所のバイオリン教室へ🎻
バイオリンレッスンが終わる直前のこと。
生理の時のような、身体の中から血が流れ出る感覚がありました。
生理用ナプキンは付けていたものの、それでは間に合わない量かもしれない…
そう感じた私は子ども2人を急かしながら車に乗せ、超特急で車で1分のところにある自宅の駐車場に戻りました
そして車から降りた瞬間…
ドバーーッ
言葉に表すならこんな感じでした。
もう、生理用ナプキンどころではないことが一瞬にして理解できたため、はしゃぐ2人の子どもをなんとか引っ張って家へ連れ帰り、息子の靴を脱がせるのを娘に頼んで私はトイレへ転がり込みました。
トイレに篭りながら、とりあえず旦那さんに大量出血の旨を連絡。
この頃には腹痛も激しくなってきていました。
その後、私はトイレに座ったままBC Women’s Hospitalという産婦人科専門病院に電話しました。
すると、
「こちらの病院には救急がないんです。
まだマタニティクリニックにかかっていないということでしたら、一般の救急受付している病院へいってください」
と言われました。
その電話を切った時、
ちょうど旦那さんが早めに帰宅。
「急いで救急のある病院探して!!」
と伝え、私はその間に急いで病院へ行く支度を整えました。
検索の結果、Vancouver General Hospitalという病院が一番家から近い24時間救急ということが判明。
ただ、その時には私は腹痛がひどく自分で運転できない状況だったため、子ども2人を後ろに乗せて、旦那さんが運転して救急病院へ向かうことになりました🏥
③へ続く
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前回までの経緯
Vancouver General Hospitalの救急窓口に到着したので、私だけ降りてヨロヨロと入口へ向かい、旦那さんと子どもは家へUターン
入口を入ると、既に20人くらいが待合室で待機していました。
まずチェックインカウンターで受付してもらい、その後すぐ奥の部屋の別のカウンターで、看護師さんに状況を説明しました。
この突然の状況を実際に言葉にしたことで、私がちょっと涙ぐんでしまったところ、看護師のお姉さんが慌てて
あなたのパートナーは?
家族は来てくれなかったの…?
一緒に付き添ってくれるお友だちもいなかった…?!
と、手を私の膝に置いて心配してくれました。
が、、
私を慰めようとしてくれているのはわかるけど、なんか台詞が心にグサグサ刺さる…
私、ここに付き添ってくれるような友だちいないんですよ…と、この状況ながら、心の中で突っ込んでしまいました
バンクーバーは医療費が無料のため、気軽に救急に来る人も多いのか、常に3〜4時間待ちなのだそうです。
(トリアージに基づき、患者の重症度に応じて優先度が変わります)
私の知り合いは、不慮の事故でガラスで頭を切ってしまい、血がダラダラ出ている状態で救急へ行ったにも関わらず、結局4時間待たされ、最後は、
「あなた、命に別状はないし、今日は混んでて無理だから帰って」
と、家に返されたんだそうです
そんな話を事前に聞いていたので、やれやれどれだけ待つのかな〜と思いながら、私も待合室の椅子に座りました。
待合室にはパネルがあり、各救急病院の待ち時間も表示されていましたが、事前の情報通り、3〜4時間待ちと表示されていました
(待ち時間が短い病院は、場所が遠いのです💦)
5分後…
私の名前が呼ばれました。
待合室で待っている他の患者さんが、さっき来たばかりなのにもう呼ばれてる私を注目している視線を感じながら、診察室へ…
早く呼ばれて嬉しいような
嬉しくないような
(診察室エリアの入口。写真は翌日再診の際に撮影したものです、念のため)
診察室へ入るとすぐ看護師さんとドクター👩⚕️が来てくれました。
マレーシア出身という女性のドクター。
「Hi〜! How are you〜?」
と言って部屋に入ってきたので、
いつもの口癖でついうっかり
「I’m good!」
と言ってしまったので、
「…goodではないです」
と言いなおすと笑っておられました
私を安心させるために、ずーーーーっと話しかけてくれて、
かな〜り昔にたった一回だけ日本に旅行したときの話を頑張って広げてくれたり、笑
知っている日本語(アリガトウ、サヨナラとか)を披露してくれたり、2人のおかげで緊張が少しほぐれました。
診察の結果、
・流産の場合は子宮口が開くのだが、子宮口が開いている、と言い切れる大きさにはなっていないこと
・Clotと呼ばれる血の塊は出て来るけれど、Tissue(直訳:組織、今回のケースでは胎児を指すと思われる)は出てきていないこと
・通常の流産だと、もっとお腹が痛いケースが多い(この時点で腹痛はかな
収まっていた)
収まっていた)
Subchorionic Hematoma(絨毛膜下血腫)を一番疑っている、と言われました。
流産じゃなかったという安堵の気持ちだったのだと思います。涙が出てきてしまいました。
ドクターと看護師さんが私の腕に手をかけながら、
わかってる、あなたは家族の前では強いママでいなくちゃいけなかったのよね。でもここでは強くいる必要はないのよ。
私たちの仕事はあなたの身体を守ることなの。心配しないで!
仮に流産だったとしても、落ち込むことはないの。流産してしまったお母さんはみんな、薬を服用してしまったとか、動き過ぎてしまったとか色々言うんだけど、そんなの全く関係ないのよ!
流産は生命力のない赤ちゃんに起こることなの。あなたも元気な赤ちゃんが産まれてきてほしいでしょ?!
と、他にもたくさん言葉をかけてもらったと思うのですが、これくらいしか覚えていません。
むしろ淡々と冷静に処置するドクターだったらこんなに心が乱されなかったのに…
と思うくらい、温かい励ましの言葉を私にずっと語りかけてくれていました。
本当に良いドクターと看護師さんでした。
その④に続く。
ぼくのかんがえたさいきょうのFascinate
流産までの経緯をブログに書き始めてから、アクセス数がなんと普段の
4倍に
後になって忘れないよう書き残しているだけなのですが、皆さまにこんなに注目いただいて恐縮です
(喋る相手がいないのでブログで吐き出している部分もありますが…)
前回までの経緯
さて、翌日、朝一で病院から連絡が来て、Ultrasound (超音波検査)のため15時に来院するよう言われました。
昨日の時点で既に結果はほぼ分かっていたので、残念な結果を確認しに行くのは少し気が重かったですが、確定診断を受けるため、検査をしに病院へ行きました🏥
Emergency と同じ建物入口から入り、ずっと奥へ行くと、一般病棟に繋がっていました。
↓↓この、Ultrasoundに向かいます
15時の予約で5分前に到着しました。
待合室には既にたくさんの患者さんたち…
嫌な予感
予感は的中、1時間待たされました…
何のための予約だったのか…
やっと診察室へ通されました。
ここは産婦人科とは関係のない、超音波検査のみを行う診察室のため、いわゆる内診を行うためのベッドはなく、ドクターがバスタオルを巻いたものを椅子にセットして、即席の内診台を作っていただきました
そして、、、
ちょっと変な話になるのですが
注:ここから先は女性にしかわからない話になります
内診を受けたことのある方ならわかっていただせると思うのですが、超音波の器具を入れて子宮の中を見るのって、日本だと普通お医者さんが一連の作業を全部やるじゃないですか。
私、この日の診察で、
「じゃあ、あなたに今からパスするわね!」
ってドクターに言われて…
「はい?」
って聞き直したのですが、
「ここから先は、自分でやって!」
って言われて…
まじっすか〜〜
なんでやねん、と思いながら自分で器具を入れたんですよ。
それで、入れた瞬間、
ドクターがハイッ!!
と器具を受け取る
謎のチームワーク作業
今のは一体何だったんだ…と私が悶々とするなか、日本で受けていた超音波の3倍くらいの時間を費やし、懇切丁寧にチェックしていただきました。
その⑥へ続く
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