男は度胸、女はボコボコ

子どもの挨拶について書いたブログで「サイコロ思考」について少し触れましたが、簡単に言うとひとつのものの見方をしてしまう脳の癖があって、イライラしたり落ち込んだりしてしまう。サイコロのように色んな考え方を6個以上考えてみましょうって考え方です

 

夜な夜な耳元で呪われる毎日。

 

 

 

引っ越したくない理由は、

 

☆学校生活がまた１からのスタートになるから。

（二年生で一回転校経験済み）

☆苦手な体育に力を入れている学校だから。

 

 

これが一番大きな理由かな。

ちゅんたん大の体育嫌い。

 

あとは

☆大阪の子ってなんか怖そう。

☆新しい環境が不安。

とかなんかよくわからんけど大阪怖そう！っていうイメージもあるみたい。

まぁわからんでもないけど。

 

 

逆に私達親が引っ越すことを決めた理由は

 

☆全国転勤なので子ども達が大きくなるにつれ付いていくのにも限界がある

☆いずれどこかに落ち着かないといけないのなら夫婦の出身地である大阪に戻ろう。

☆これが最後の転校になるから今後は引っ越さずに済む。

という３つ。

 

 

実はこのプランは結婚した当初から夫婦の間ではずっと思い描いていたことで、

本来はちゅんたんが中学校に入学するタイミングでどこかに定住しようって考えててん。

 

ずっと前から夫婦で話し合ってたことではあるけれどそんな夫婦の考えは子ども達は知らないし、

実際２年前倒しで引っ越すことを決めたのは私だから、

ちゅんたんからしたら「ママが強引に決めたこと」に映ってしまったようで、

 

毎晩毎晩まぁ～～～～～嘆く嘆く。嘆きまくりまクリスティすうわ。

 

 

ちゅ：「どうしてママの言うことばっかり聞かないといけんの！」

 

いや・・そんなことないよ。

ちゅんたんの意志も尊重するところはすごく尊重してるけどな。

 

ちゅ：「パパと一緒に岡山に残りたい！」

 

やっぱりまだ小学生でそれは厳しいわ。

パパが出張の時とかどうすんのよ。

 

ちゅ：「一人で大丈夫！」

 

それは心配すぎるから無理。

 

ちゅ：「引っ越したくない！

山口なら引っ越してもいいよ！

山口に戻りたい！」

 

これはもう何度も言ってるけど転勤族の家に生まれた宿命として受け入れてくれ。

１８になったら山口に戻ったらいいから。

あと８年我慢して。

 

ちゅ：「やだぁぁぁーーーー！！！！！

なんで引っ越さんといけんのんよぉおおおお！！！！

 

うわぁぁぁぁーーーーーーん！！！！！！！！！」

 

 

 

ずっと耳元でブツブツ言い続けた一週間後。

 

とうとう大泣きしまして。

 

 

響き渡るような声で大　号　泣　。

ザザーーーン。

 

 

 

 

うわーーーーーーーん！！！！！！

うぉおおおおおーーーーん！！！！！！

 

 

 

四角がいる時には見せない姿だから、これを知っているのは私だけ。

 

 

 

でもさ。

これでいいねん。

 

 

自分の思いを母親にさんざんぶつけて、

思いっきり泣けるってある意味すごいなって思わへん？

 

ちゅんたんが自分の思いをぶつけられる存在が私なら

私が思いっきりサンドバッグになれればそれでいいんやけど、

 

でもかといって

いつまでもサンドバッグをボコボコ殴ってグジグジ言い続けてるわけにもいかへんやん？？

 

 

親や家の決定事項を受け入れざるを得ないのも子ども。

 

 

子どもの気持ちに寄りそうことも大事だけれど、

子どもの気持ちに寄り添って家としての決定を覆すわけにはいかない。

それはそれこれはこれ。

冷たいようだけれど我が家はそれ。

 

 

というわけで四角と一回ちゃんと話し合ってもらった。

 

 

 

 

体育が嫌な気持ちは分かるけれど、やってみないうちから嘆くよりもまずはやってみたらいいっていうこと。

あれやこれや話し合ったようだけれど、

 

翌日になったら

 

 

 

 

そこから一切「引っ越したくない」って言わなくなってん。

 

パタリと口にしてない　ほ　ん　ま　に　。

 

 

もちろん恐怖で脅したり、上から押さえつけたわけではないよ？

四角そういうキャラとはちょっとちゃうし。

 

 

ちゅんたん、いまだに心の中では引っ越しに賛成なわけではないけれど、

パパとの話し合いで自分の心に折り合いつけたらしくて、

 

何かこう・・・ちゅんたんにとって心に刺さる一言があったんかな？？

 

パパになんて言われたん？？って聞いたら、

 

 

 

ブワッサァァァァァーーーーー！！！！！（斬）

 

それ言われたんか！！！(笑)

 

 

いや、たしかにそうやねん。

そうやねんけど・・・・し…四角・・・・あんた９歳に直球すぎやろ。

 

 

泣いて解決するなら泣いたらいいけど

解決しないなら泣く時間がムダやってやつやろ？？(笑)

 

めっちゃ傷ついてる時にそれ言われるとこの人はなんて冷たい人なんやって思うけど、

わりと言ってることはその通りやねんけど、

あんたそれは９歳に・・・ほほぉ・・・。

 

 

もーーほら！！ちゅんたん！！

 

行ってみるしかないと思うわ！

えー！急に投げやり～！！

 

めっちゃ他人事みたいで冷たいようやけど、

ほんまにもう引っ越してみないとわからへんもん！

 

引っ越してみて合えばそれでラッキー！やし、

引っ越してみて学校に行くのが辛いほど肌に合わないのだったらうつるなり戻るなりその時またそれで考えたらいい！

 

 

一緒に考えるし、必要があれば全力で動くから、

知りもしないのに不安がってるよりかは、

とりあえずチャレンジしてみよ！

ウェーーーい！！！！

 

 

 

ほんで、あと塾よ塾。

 

こっちで通ってた塾が全国展開してる大手の塾だから、

大阪に行っても同じところで通おうと思ったら通えるんやんか？？

 

だから同じ系列の塾に通い続けるか、

別の塾に通うかどうかを本人に確認したら、

 

 

 

その大手の塾はやめて、

別の塾に通いたいっていうことだったので、

 

一回引き止められて返事保留にしてたけど、

 

 

 

辞めることにしますって言いに行ってきてん。

 

 

何回もちゅんたんに「本当に辞めていいの？」って確認して、

全力で「うん！辞める！」って言う事だったので最後の挨拶に行ってんけど、

 

先生と会ってお話したら

 

 

 

 

あれ？？？

 

 

あででででで？？？

 

 

 

 

 

 

あででででで？？？

 

ちゅんたん？？？

 

 

な・・・

 

 

 

 

 

涙ぐんでるやないの！？

 

えーーーーー！！！！！

 

きょきょきょ、きょれはどういう涙なの！？

 

え！？辞めたくなかったん！？

 

うしょん！

 

 

あれ！？でも辞めたいって自信満々で言うとったしな！？？

 

あれ？？？あでででででで？？？！！！！

 

 

ど・・・どないひょ！！

 

ヘラヘラするシーンじゃ全然ないのに！

 

 

ヘラヘラが止まらないーーー！！！！

あかーーん！

どないなってんねん感情！！

 

 

 

 

ちゅんたんずっとウルルンで、

それにつられて先生もウルルンで、

ウルルンの横にヘラヘラが立ってて、

 

そして先生がたぶんおそらく私に

「何がオモロイねん！」っていう風にドン引いていたと思う。

ツワァァァーーン。

 

 

いやぁ～～

なにこれ。どういう涙なの。

 

あ、そうかお別れの涙か。

 

 

お世話になったことに感謝して、

 

ちゅんたんと外に出て、

 

あ・・・あの・・・ほんまに塾やめてよかったんやんな？？

大阪でも通えるよ？？って確認したら、

 

「絶対やめたい」っていうことで・・・

 

 

あ。。。そうか。。。これは塾を続けたかったのにっていう涙ではなくて、

先生とのお別れの涙やったんやな。

 

そうか・・・そうやんな・・・オロロロロン。

 

 

 

 

 

ほんで先生に引っ越しっていうことは前前から言ってあったみたいで、

 

 

 

 

そーーやねん！

ちゅんたんいい奴やねん！！めっちゃいい奴！！！

 

親にとって都合のいい子っていう意味ではなくて、

最初は不安で泣いてめちゃくちゃ自分の意見を主張してぶつかるけど、

しっかりとぶつかって納得して適応していくたくましさがちゅんたんにはある！

 

子どもの挨拶について書いたブログで「サイコロ思考」について少し触れましたが、簡単に言うとひとつのものの見方をしてしまう脳の癖があって、イライラしたり落ち込んだりしてしまう。サイコロのように色んな考え方を6個以上考えてみましょうって考え方です