視力低下をいかに防ぐか
その方法について3つお伝えいたします。
1.3つの「30」を守る
これが一番大事な方法です。
このことが実践できるだけで大半の視力低下は
防げてしまうと言っても過言ではありません。
視力低下が起こる最大の原因は
近くでものを見続けることによる
毛様体筋の緊張の常態化・固定化です。
つまり、ピントが合った状態で
「フリーズ」してしまうことです。
これを避けるためには定期的に
目の緊張を和らげ毛様体筋を
常に正常な状態へ戻すことが必要です。
具体的には、
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・読書・勉強時、本は「30」cm以上離す
・「30」分たったら一度遠くを見る
・遠くを見るときは「30」秒見続ける
・「30」回近くと遠くを交互に見る
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上記のうち遠くを見る際に注意ですが、
必ず具体的な見る物を決めておいて
ピントが合うものを見続けましょう。
このように「30」という数字を意識して
取り組むと視力低下はかなりの確率で
防止できると思います。
2.正しい姿勢で勉強したり、遊ぶ
これは特に片目だけ悪くなる場合の予防法です。
なぜ片目だけ視力が低下するか、
それは姿勢に関係しているのです。
悪くなる原因として以下の行動が考えられます。
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・肘をついた姿勢で勉強している
・寝ころんでテレビや本をみている
・寝そべりながらゲームをする
・食卓やこたつから横向きにテレビを見る
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これらは見る対象物までの距離に
左右の微妙な差が出てしまうので
視力差が出てしまいます。
特にメガネをかけている方が
このような姿勢だとさらにレンズを
通して距離差が広がりさらに悪化します。
食事の際のテレビなどは家庭によって
座る場所が固定化されていると思いますが
正面でなければ時々配置を変えてください。
片方が視力低下すると結局両目が
低下することになりやすいのです。
3.ゲーム・携帯・パソコンは「30分」まで
この現代社会でこの3つは避けて通れないでしょう。
視力低下のワースト品目はやはり「ゲーム」です。
それに加え携帯やPCでもゲームはできますので、
禁止することはほとんど不可能に近いでしょう。
特にポータブルゲームは薄暗い所や
寝転んでもできるので最も視力低下の
原因になりやすいものです。
ですから小さい時にゲームは「30分」まで
と決めて、厳しくしつけるのが
予防的にはベターだと思います。
小学校高学年になってくると親の言うことは
なかなか聞かなくなりますので、幼少期のころに
しっかり植え付けるほうがいいでしょう。
また、すでにゲームばかりという子供さんは
同じものでもテレビに接続してやるタイプのほうが
ポータブルよりは目に優しいでしょう。
その際の注意としては、テレビの位置を
目より下になるように注意することです。
見上げる位置ですと目を大きく開くことになり
眼精疲労を起こしやすくなります。
少し下向きの場合は伏し目がちになり
幾分目の渇きを予防できるので
視力は低下しにくくなります。
以上の予防方法は意識すれば割と簡単に
行うことができることばかりです。
ですが、予防法はわかっていてもなかなか
実行は難しい場合もありますし、共働きが多い
現代では子供の行動チェックにも限界があります。
すでに実際視力低下しているという方や
お子様も相当数いることでしょう。