売り子という病気
今年のE3のSONYカンファレンスなんだけど、VR作品はほとんど紹介されないんじゃないかと思っているね。「エースコンバット」ぐらいじゃないかな?
というのもさ、現行のPSVRでどれだけコンテンツをプッシュしても、台数の伸びには繋がらないと思うのよ。現時点でPSVRを買ってない人は、これからどんなソフトが出ようが買う事はない。
だから、次世代機までは静かに地味に低空飛行を続けるのがいいと思う。あまりおおっぴらにやると、TVゲームに満足している人達がVRそのもののアンチになりかねない。ゴリ押しは誰も得しないからね。
とにかく、今年のE3には期待していないね。慌てず焦らずいきましょう。
ここ一週間のプレイ内容
・Code51…オプションアンロック(済)
・DREAM ANGLING…デュアルショックでプレイ(済)
・KILLING FLOOR…糞ゲー(済)
・DEAD SECRET…VRアドベンチャーの課題
・JUST IN TIME INCORPRATED…トロコン狙えるか?
・パワプロ…練習中
・その他…サマレ、動画系アプリ
DEAD SECRET
トロコンまで遊んだからもうやる事はないんだけど、一応もう一回通しでプレイしてきたよ。
感想日記でも書いた通り、今までプレイしたVRゲームの中で最もTVのアドベンチャーゲームに近い一本だと思うね。英語で意味がわからないにも関わらず、楽しくて一気にプレイしてしまう。『かまいたちの夜』とかが好きな人なら合うと思うな~
似たような路線で言えば「」や「」なんかがあるけど、俺的には「」が一番いい出来だと思う。
適度に考えさせて、適度に操作させる。アドベンチャー、推理、ホラー、脱出、全てのゲーム要素が一つに溶け込んでいるから、変な”間”が出来ない。
(後半から犯人との接触が多くなる。ホラーゲームのお約束)
ただね、この手のジャンルのゲームをVRで作る場合、どんな映像で楽しませるかが課題になってくるね。派手な見せ場が作りにくいだろうから、それをどうやって補うかが重要になってくる。「DEAD SECRET」はその点でやや弱いね。
ん~、この日記の中で『探偵神宮寺三郎』をVRで作って欲しいと何度も書いてきたけど、例えそれが実現しても俺が望むようなものにはならないだろうね。あのゲームは雰囲気が全てだから、室内を相当作り込まない限りやる意味がない。VR版”バーかすみ”は見てみたいけどさ(笑)
(スクショだと伝わらないけど、この機械はVR空間で見ると中々カッコいいのよ)
話を戻して「DEAD SECRET」だね。 改めてプレイすると、初日には気付かなかった仕掛けもいくつかあったよ。
先ず、鏡に一瞬映る主人公の姿だね(ネタバレ気味)。本当に一瞬だから一回目は見落としていたんだけど、やっぱり主人公は…(笑)
あと、書斎にある能面だね。これがあるタイミングで消えるのは、物語上かなり重要。一周目で見落としたのは痛かったな~
(ここに一瞬だけ映るのよ。あるものの姿が…)
(消えた能面。これが物語上けっこう重要になってくる)
うん、こんな感じだね。短い付き合いだったけど、中々いい印象を残してくれた一本だった。この路線はもっと作られて欲しい。
JUST IN TIME INCORPRATED
トロフィーの数が多いゲームなんだけど、確認してみるとどれも獲得率が高いのよね。10%以上のものが多い。
だからトロコンも狙えるかと思って、いくつかのミッションをプレイして新たに3つのトロフィーを獲得してきた。
(トータルの完成度が高い。映像的にも面白いし、いいゲームだよ)
そうね~、このゲームは何気にキャラクターのモーションが面白いのよね。LEGOみたいな造形なんだけど、躍動感に溢れている(笑)
というのも、「」のミッションは、一つ一つが大見せ場だけを切り取ったものなのよ。映画の予告編で使われるような派手なシーンしか出てこない。だからキャラクターのアクションもかなり激しい。
それがスローで再生されるもんだから、映像としてもダイナミックなのよ。ローポリでも凄みを感じる。
(燃え盛るビルの窓を突き破って飛び出してくるキャラクター。ダイナミック!!)
(走りながらカーブを曲がるシーン。身体の傾きとかよく出来てるよ)
あと色使いがとてもいいね。VR空間では映像がゴテゴテしているほどいいんだけど、色でそれを表現するのはいい方法だね。
(基本的に明るくてカラフルな世界だね。映像的にはかなり好み)
ん~、まだトロフィーが沢山残っているから、もう少しプレイしていきたいね。楽しいゲームだよ。お薦め。
パワプロ
ちょっと前に【対戦】で遊んだ時、CPUにボロ負けしてデュアルショックをぶん投げたから(笑)、ちょっと特訓してきた。
そうね~、とにかく守備のシステムが理解できていなくて、わけわからん場所に送球したり、外野フライが取れなかったり、つまらない理由で失点していたから、今回は守備を中心に練習してきたよ。
(この練習を主にやっていた。相変わらずスクショが綺麗だな~)
うん、□△○×ボタンがそれぞれのベースに対応しているのはわかった。黄色いサークル内に移動してフライをキャッチするのもわかった。
ただ、カーソルが付いているキャラを瞬時に見つける事が出来ない(笑) ボールに近いキャラがいるにも関わらず、遠くにいるキャラを必死に走らせているもんだから、ボテボテの内野ゴロでもヒットになっちゃうのよね。まだまだ練習が足りない。
あ!! そうだ!! これを書いておかなくては。今回投球練習もちょっとだけやったんだけど、椅子の上に立ってキャリブレーションをした後、座ってプレイするとピッチャーがちょうどいい高さになっていい感じ。お薦めだからやってみて。
(カメラの高さはこのぐらいが自然だね。デフォだと高過ぎる)
(左右を見て盗塁を阻止するのもいいね。VRを活かしている)
うん、そんなこんなでCPU(最弱)と再戦。すると練習の甲斐あってか、無事勝利。
則本昂大っていうピッチャーが頑張って1失点に押さえてくれたし、強打を狙わなければたまにヒットが出る。今度はCPUのレベルを上げて勝つのが目標だね。
因みに、俺はゲームをする時いつも一人で喋ってるんだけど、実況と同じ言葉を喋ってしまうとなんか恥ずかしいね(笑)
(こっちはオールスターズ。相手はヤクルト。卑怯で何が悪い)
(ヤッター!! 初の公式戦ホームランだ~!!)
(ざまぁみろ!! 雑魚CPU相手にいい気になるオッサン)
あと、観戦モードも楽しんでるね。観客達が試合の内容に反応するのはマジで素晴らしい。ボールを追って視線が動いたりもするし、よく出来てるな~
背景についても書いておきたい。「」が他のゲームと大きく違う点として、実在す
会社の看板の存在が挙げられると思うのよ。これは真の意味でリアルを追求する際に、とても重要な事だと思う。普段見ている世界がそのまま現れる。
(ボールを目で追う観客達。よくぞここまでやってくれた)
(売り子のお姉ちゃんもかわいい。ジュースを買えたらもっと楽しかっただろうね)
(俺達が普段見ている風景がゲームの世界にも現れる。これぞリアリティー)
うん、「パワプロ」はどれだけ語っても語り足りないね。「パワプロ」のファンは是非PSVRを買って体験して欲しい。素晴らしい内容だよ。
動画系アプリ
「」で面白い動画がいくつか配信されていたから紹介するよ。
一つはCGを使ったダークファンタジー風の短編で、かなりゲーム寄りな映像になっていたね。ロケーションも多いし、CGも面白い。あとは編集やカメラの使い方に工夫が欲しい。やっぱ固定カメラは寂しいから、3人称にするなり、カメラを動かすなりして、動きを付けて欲しい。
(冒頭からインパクトのある映像。メイクがショボいけど…)
(次から次へと面白いシーンが飛び出す。この路線なら実写でもやれるか?)
あとは、バイオリニストとバレリーナのやつも良かったね。この辺は180度動画でも十分に凄みが感じられると思うから、「」で見てみたい。
アートっぽいミュージックビデオも良かったね。この辺はYouTubeにもあると思うから、是非確認して欲しい。
(「インセプションVR」は画質が悪過ぎてな~。「JAUNT」があれば…)